The 2nd Theme 男女間に生まれる差別と偏見

こんにちは。ユイ。です。今回は、男性と女性の間に生じる差別について私の考えを語らせていただきます。

 ジェンダー平等=女性の問題。そんなイメージはありませんか?私も、SDGsを知るまではこう思っていました。しかし、ジェンダーは女性だけの問題ではないんです。

 皆さんはDVシェルターを知っていますか?DVシェルターとは、DV(ドメスティックバイオレンス、家庭内暴力)やGV(ジェンダーバイオレンス、親しい関係のカップル内で行われる暴力)の被害者を、加害者である配偶者などから隔離し、保護する施設です。

 先ほども述べた通り、「ジェンダーの問題といえば女性」、「DVを受けるのは女性」というイメージを持つ人が多いかと思います。しかし、男性もDVの被害者となることもあるんです。

 「じゃあ、DVシェルターに助けを求めればいいんじゃないの?」そう思いますよね。残念ながら、現実はそう簡単にいかないんです。実際に、DV被害を受けた男性が、DVシェルターに助けを求めたところ、「男性のDV被害者は助けない。」と言われてしまった例があります。「男性」である。ただそれだけの理由で守ってもらえない。これは本当に「ジェンダー平等」であると言えるのでしょうか?私はそうは思いません。

 ジェンダーには、女性はもちろん、男性やLGBTQなどの人たちも含まれます。なので、私はこう考えています。

「ジェンダー平等=この世界に生きる全ての人が守られ、認められ、その人らしく生きられる世界であること」だと。