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杉『クリプトメリア・ジャポニカ』

2011年に福岡に来てから九州産の食品に魅せられて、販促コーディネーターとしても活動することになったのですが、商業空間デザインのコーディネーターが実際の仕事で、それは福岡に来てからもいつも傍らにありました。

この10年、福岡にも多くの商業施設が誕生しましたが、その中には目に見える意匠(デザイン)を優先して、実際のところその中で営業するテナントさんが生業(なりわい)として成り立つのか、そこを見据えた事業空間のであるのか......と疑問が残るものもありました。

そんな中で2019年に、日本列島固有種である「杉」に出会いました。杉が日本のものであるということも知らぬままこの歳まで.......という衝撃。そして、空間の質(クウォリティー)を考えた時、そこに佇む空気が心にも身体にも優しいということは、これからの空間設計に欠かせないのではないか、私たちに寄り添う日本の固有種・杉『クリプトメリア・ジャポニカ(ヤポニカ)』と共存する暮らしの提案というものがあるのではないか、となにやら強く感じるものが.....。そんなことを話していたら、グラフィックデザイナーの友人がこんな素敵な絵を描いてくれました↓


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空間デザインの質は素材から...........その具現化について考えながら、まずはこの呪文のような『クリプトメリア・ジャポニカ(ヤポニカ)』について学ぶこと。それが2021年の課題かな。

明けましておめでとうございます!





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