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教師

こんにちは。

宇野です。

 

突然ですが、実は僕は中学校と高等学校の教員免許の資格を持っています。

お盆休みにも差し掛かり、僕自身も改めて自分の人生を振り返ってみようと思います。

 

僕が学校の先生になりたいと志したのは中学校2年生のときでした。

きっかけは歴史を教えてくれた社会の先生。その社会の先生が話す歴史はとにかく面白かった。なにが面白かったか、それはその先生がまるで自分のことのように生き生きと歴史の話をしてくれたからだと思います。

 

要するに内容もですが、あれだけ楽しそうにお話をされているとこっちも楽しくなってきたわけです。

 

もう一つのきっかけは、野球部の顧問の先生。

この先生はとても厳しかったことを覚えています。

ですが、先生は野球に対して真剣でした。勝つことに対して誰よりも真剣でした。

スカウティング、牽制のパターン(2塁への牽制だけで8パターンくらいはありました)100以上の得点パターンなど。

中学の部活動でここまでやっているところは、僕の知る限りなかったです。

ですが、その先生に野球の楽しさを余すことなく教えて頂き、自分も野球を教えたいなと思うようになりました。

 

そして高校時代。

この出会いは僕の生き方の最初のターニングポイントでした。

野球部の顧問であるこの先生は、僕に人生を楽しむことを教えてくださいました。

部活も勉強も行事も、全部一番楽しめよ。お前ならこのだらっとした空気から、学校中を巻き込んで楽しませることができる。

と背中を押してくれた先生でした。

そこから僕は自分を通じて人を楽しませること。何よりも自分が一番楽しむことの価値を学びました。

そして将来はこんな先生になるぞと決めたのです。

 

その先生の最後の卒業式の言葉。この言葉は自分の人生を決断する上で大きな意味をもつようになります。

「これから先。どんな仕事をしても、どんな生き方をしてもいい。自分で決めて、歩んでいったらいい。もし、これから先。この野球部で同窓会で集まるとき。5年に1回でも10年に1回でもその場に呼んでくれたら嬉しいな。その時は是非、今の自分の人生、今自分がやっていることが、何よりも最高だと。胸を張って話してくれたら、僕にとってこれ以上の幸せはないです。」と。

 

この言葉が6年後、自分の人生の決断にそこまで影響してくるとはとても思いませんでした。

 

教師という職業は、それだけ人の人生に大きな影響を与えていく仕事です。

次は、そんな自分が教師ではない新たな道を選択したきっかけのお話をしたいなと思います。

今日はここまで。

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