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櫻坂46 9th Single BACKS LIVE!!に行ってきた DAY1

2024年8月23日~25日、幕張メッセイベントホールにて9thシングル「自業自得」のBacks Live!!が3DAYSで行われた。
今回は参加したDAY1と配信で見たDAY3を振り返ります。

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この夏の酷暑がまだ残る8月下旬、夕刻のおかげか少しは暑さも和らいだ。

メッセの駐車場から1~8ホールの通路を抜け、Buddiesでにぎわう正面を出てからまずは右の階段を下りた。

開演30分前は物販の行列は無く、目当てのビッグTシャツを買い求めようと入ってみたが、残念ながらサイズは売り切れ。
事後通販に期待することにしてお決まりのメンバーフラッグの写真を撮る。
フラッグが風になびいてなかなかシャッターを押せなかったことを思い起こすと、暑さがいくらか和らいだと感じたのはあの風のおかげだったのかもしれない。

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入場し下手側のスタンドに着席。
開演前のSEは9thシングル「自業自得」のカップリング曲「イザベルについて」をリミックスしたのだろうか、縦ノリのインダストリアルなリズムに否が応でもテンションが上がる。

開演

まずは3期生初となるBacksセンターの石森璃花による「確信的クロワッサン」の独唱から。
DAY3のMCで、伴奏のピアノは3期の小島凪紗が弾いたものだと言っていた。
乃木坂の生田絵梨花がそうであったように、本物の楽器メンバーが櫻坂にいるということは心強い。

DAY1はピアノの伴奏はあっただろうか。。
無かったような気もするが、出だしの石森の声が若干震えていたことに心を全部持っていかれ、それを応援するあまり記憶はあいまいだ。

以前トークアプリで、石森が自宅のベッドかソファにもたれながらアカペラの動画を送ってくれたことがあった。

「歌が好き」
「THE FIRST TAKE」で先輩がカッコよく歌っているのを見て「私もいつか歌ってみたいな」と語っていた。

そんなことを思い出しながら、櫻坂の歌上手いメンバーに名を連ねている石森の歌声に心を重ねる。

またひとり、人が夢をかなえる瞬間を見たのだった。

そして今回、小池美波が東京ドームでの復活に続きBacks Live!!に降臨した。

前回の8th backs live!!では小池を姉のように慕う遠藤理子が、まだ休業中であった小池に対して「みいさん見てますか?みいさん見ててください」と心の声を大にするように、笑顔で、のびのびとえんりこらしい「ソニア」を披露したのだった。
また齋藤冬優花は「風の音」を披露し、そこには長らく苦楽を共にしてきた同期にしか通じ合えない言語が存在するかのようだった。
「ここで待ってるよ」とでもいうように。

これらのざわざわと心が動かされるシーンを目の当たりにした前回Backs Live!!はまだ記憶に新しいが、今回小池本人がそのセンター曲である「ソニア」と「風の音」を、仲間のエールに応えるように見事に回収してくれた。

「風の音」では齋藤はもちろん、上村も参加し”1期生楽曲 風の音”をついに披露することが出来た。
土生と小林の卒業に間に合わなかったと悔しく思う気持ちもあるだろう。
しかし、そのポジションを託した3期生の小島と石森が、必ずや思いを伝えていってくれると信じている。

えんりこは今回、カッコいい姿を見せたいという思いから、髪型も工夫して「車間距離」を披露した。
とかく赤ちゃんと呼ばれてしまいがちなえんりこちゃん。
三期生ドキュメンタリーでは大粒の涙を落としたあのシーンに心を打たれ、数えきれないほどのBuddiesが誕生したことだろう。
櫻の大樹に根差す欅の歴史。
きっとこの人にも欅の血が流れているに違いない。
目が離せない。

「ブルームーンキス」で誰があのセリフを言うのか楽しみにしていたBuddiesも多かったと思うが、今回は披露が無かった。

櫻坂のBacks Live!!は全員が1曲はセンターを担当することで、らしさや意外性を表現し、またサプライズを届けてきた。

「美しきNervous」
向井の底抜けな明るさが全開に表現された。ほほえましい「みいりこ」の姉妹は隣同士だった。

「無念」
ありがとうこんなぎ!大好きな曲です。
ショートカットが板についてきましたね。めちゃくちゃ似合ってます!

「泣かせてHold me tight」
さすがのちゅけさん、安定のダンス。
素晴らしかった。天ちゃんは観に来てたんですかね。(来てたらしい。ライブのゆいちゃんが大好き、とのこと)

どれも「らしさ」を感じる選曲と感じたが、上村莉菜は3期生楽曲である「夏の近道」を披露。
1期生でありながらもそのふんわりとしたキャラクターでやりきったのは「らしく」もあり「サプライズ」でもあった。

幸阪茉里乃は前回「Anthem time」を披露したが、今回は「なぜ恋をして来なかったんだろう?」でセンターを務めた。のんびりしたキャラだが軽快なテンポがよく似合う。
7thで「脱・地蔵」を宣言したからだろうか、何かが弾けたような、キラキラとした乙女の笑顔がそこにはあった。

前回「Dead end」の「強いお嬢様」っぷりで強烈なインパクトを残した小田倉麗奈は「Don't cut in line」でまたもカッコいい一面を見せた。
「新参者」で「桜月」を披露した時から、この人は何を見せてくれるのかと楽しみなメンバーの一人。

大沼晶保の「隙間風よ」は今年卒業した小林由依の意思を受け継ぐ選曲にグッとくる。
また小林由依とユニットを共にした「ジャマイカビール」では遠藤光莉がオリメンとしてセンターに立った。

日ごろから「ジャマイカビール」が一番好きと公言しているのは山﨑天だが、今後新たな化学反応が生まれる楽曲披露はあるのだろうかと楽しみにしているところ。

終盤は畳みかけるように増本の「コンコンコンコンコンビナート!」とハイテンションの煽り、続いて齋藤の強烈な煽りから櫻坂きってのヘヴィサウンド「マンホールの蓋の上」を放ちボルテージも最高潮、武元センターの「油を注せ!」につながる完璧な流れとなった。

本編を7thシングルBacks曲、井上座長の「確信的クロワッサン」から始まり、8thシングルBacks曲、武元座長の「油を注せ!」をラス前に置くことでお膳立ては揃った。

3期生初のBacksセンターとなった石森座長のMCから本編ラスト、9thシングルBacks曲「愛し合いなさい」を披露し、80年代風のシンセポップで「新・櫻前線」に新たな1ページを加えたのだった。

アンコールでは「それが愛なのね」、ラストは定番の「I'm in」とともにBacks Live!!らしいハッピーな大団円でDAY1は終了となった。

DAY3のアンコールでは「思ったよりも寂しくない」で石森がラップパートを見事にこなし、「I'm in」で締めくくった後はダブルアンコールが発生。
「愛し合いなさい」で石森の代名詞「敬礼」を笑顔でお見舞いし、3DAYSをやり切った。

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普段は「もっともアイドルらしいアイドル」と同期から評され、歌と料理が大好きな3期生のお姉さん「りかねぇ」
思えば三期生ドキュメンタリーではクジ引きによって課題曲「BAN」のセンターに選ばれたときから、ツアーでも「BAN」のセンターとして立つこともあり、いくつもの試練を「あこがれの櫻坂」のために乗り越えてきた。
個人的には2023年のロッキンでふと見かけた、あのまっすぐな眼差しがとても印象的で、大好きなメンバーの一人になりました。

素晴らしいBacks Live!!
ありがとう、お疲れさまでした!



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