加工品質改善事例もご紹介します。メッキ加工の改善例にご注目ください

今回は、シルベックのメッキの加工を含めた加工品質改善事例をご紹介します。
電子部品企業M社様の場合、製品立上げで、42アロイ素材の小サイズ部品をノンフラックスで、基板にハンダ付け実装する時のハンダ濡れ性の安定がありませんでした。
シルベックのハンダ付け用ニッケルめっき、即ちソルダブルニッケルめっきで試作させて頂き評価をしていただいた結果、ハンダ濡れ性がスズ同等で安定していることで量産に至りました。

亜鉛ダイカスト企業H社様のケースでは、ダイカストしたZDC2素材の鋳ねじ部が、JIS2級ゲージで既に通りがきつかったです。
止めが止まっていて、銅+ニッケルめっきするクリアランスが無い製品が出来上がってしまいました。

金型修正している時間がなく、困っているところ、H社様がシルベックを知り相談に来られました。
シルベックの亜鉛ダイカスト専用寸法調整めっきのD-ZEROめっきで、銅めっき+ニッケルめっきで10μ以上のめっき加工をしました。

寸法調整して試作評価していただいた結果、全てJIS2級ゲージで通り止め共に満足しているとのことで量産に至りました。
更新型では、ダイカストでめっきクリアランス分を作ったため、1号型のみD-ZEROめっきで対応しました。

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