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親目線で楽しむ劇団四季「アナと雪の女王」


先日、アナ雪の劇団四季をようやく観劇した。

「第一幕の終わりがすごい」と先に観劇済みの母から聞いていたのだが、
本当に圧倒された。すごいとしか言えない。

エルサの能力(雪を出したり物を凍らせたり)はどう言う演出になるのだろう?と色々予想していったのだが、
その演出もお見事。大迫力。

アナ雪の映画が流行った頃、私は大学生。
当時映画館で観て、「あ〜面白かった」と単純に楽しんだと思う。
時を経て、結婚出産を経験し、母になった今、
久しぶりにアナ雪のストーリーに触れて、感じたことに変化があった。
色々なシーンを、親目線で我が子と重ねて見てしまう。


仲良くアナとエルサが雪遊びをするシーンは微笑ましく。寝たふりをして2人で夜遊びしようとするシーンなんて、とても可愛い。我が子は2人とも男の子だから違うけど、つい重ねてみてしまう。


姉妹が一緒に過ごせなくなるシーンは、見ていて本当に苦しくなる。

エルサの「アナを守りたい」必死な気持ち。
映画よりもエルサの気持ちが詳細に語られていて、グッときた。

アナ雪は、アナが愛を知るまでのストーリー。
このミュージカルの中で、何度も登場する「愛」というワード。アナは愛を知らない。でも、本当はエルサや父母から愛されているアナ。エルサが1人きりで隠れていたのは、アナを守るため。
アナは知らない間にたくさん今までに愛をもらっているのだ。



2023年に観劇した「ノートルダムの鐘」。
そのときも、カジモドの育ての親であるフロローに感情移入したっけ。悪役なのだけど。
結構重いテーマの話なので、観た後は1週間くらい引きずったけど、あれはもう一度観たいくらい良いミュージカルだった。

劇団四季「ライオンキング」も、子供の頃に何度か観たけど、
今また観たら、ライオンパパママの目線で観てしまうのだろうな。

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