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パチンコ屋さんに置いてあるブランド物は全部ホンモノなの?(2016年9月8日)

※これは2016年9月8日に書いた記事です




パチンコ屋さんの景品交換とは

パチンコ屋さんでは闇のルールによって出玉・出メダルは景品に交換されます。

そして景品は『一般景品』と『特殊景品』という2種類に分類されます。

前者はお菓子だったりカップ麺、飲料にお酒、家電やフィットネス機器、ブランド品などなど。

取り扱っている景品はホールによって異なりますが、最低500種類はあるそうなので、コンビニみたいな感じですね。


後者は本当に特殊なモノです。

現在はカード型のナニカが多いと思いますが、以前は万年筆のインクだったりペン先だったりしました。

時代や業者によって異なるようです。

この特殊景品は高値で買い取ってくれる業者が、なぜかホールのすぐ近くにあるのでそこに持って行くとお金に替えることが出来ます。

これによって「パチンコで3万勝った!」というようなことになるんですね。

詳しくは闇のルールによって決まっているので知りたい方はwikiってください。

三店方式−wikipedia



マジっすか

会社の先輩がこんなことを言ってました。



パイセン「ブランド物の財布とか時計欲しかったらパチ屋で勝った時に交換すればニセモノはないんやで」

僕「マジっすか、すごいっすね」



ブランド物に全く興味がなかった僕は完全にスルーして聞いていました。


そもそもパチンコ屋さんは基本的に警視庁にいつも見張られています。

パチンコがギャンブルなのに違法にならないこと』が闇のルールによって成り立っているので、とても不安定なルールをとても大きな力が支えているような感じです。

なのでパチンコ屋やパチンコ機器のメーカーは事あるごとに監査を受けます。

これはパチンコ台についての不正などだけでなく、景品についても含まれます。

つまりパチンコ屋さんが一般景品として店頭に出しているブランド品などがニセモノだった日には一大事です。

下手したら営業停止でしょう。


ほとんどのパチンコ屋さんは一般景品を取り扱う業者から買い付けているようなので、警視庁はこの業者に対しても監査を行うそうです。

つまり先輩は「監査を受けている業者が卸しているブランド品だからニセモノであるはずがない」「ニセモノを取り扱ってバレた時の罰が大きいからそんな危ない橋を渡るはずがない」ということが言いたかったようです。



ある日のあるホール

10年ほど前、近所にある地域密着型パチンコホール(小さいお店)で少し勝った時のお話です。

出玉分の特殊景品を受け取ろうとカウンターに行くと、カウンターの上にカゴが置いてありました。

そのカゴの中には、当時流行っていたシリコンブレスレットが沢山入っていました。

コンビニとかでよく見る「こちらの商品も合わせてどうですか?」という感じですね。


このシリコンブレスレットは「あの◯◯選手も愛用!」とか言われるような感じの商品で、中に磁気か何かを出すものが入っていて「身体能力が向上する」すばらしい商品です。



僕『付けるだけで身体能力が上がるなんて! なんてすごい商品なんだ!』



という感じで興味津々でした。

その商品はそこそこ人気もあり、スポーツショップなどでも見ることがありました。

人気のある商品で、しかも明確に効果が証明出来ない類のある種のスピリチュアルな商品だけあって、ニセモノもかなり出回っていました。

ネットショップなどで売られていたものはほとんどニセモノだったと思います。

※ホンモノの効果がどうなのかも定かではありませんけどね。


興味がある商品』で『パチンコ屋さんにニセモノはない(先輩談)』し『ニセモノ特有の大特価というわけでもない』、そして何より『勝ち金がある』。

ということでカゴに入っていたシリコンブレスレットを交換して帰りました。



ニセモノじゃねぇか!

後日、交換して帰ったシリコンブレスレットについてネットで調べてみました。

ニセモノも多かったということもあり、ホンモノとニセモノの見分け方も紹介されていました。

ちなみに見分け方は簡単で、パッケージにバーコードがあるかないかというものでした。


そして自分の持っているパッケージを見てみると・・・バーコードがない。



僕『ニセモノじゃねぇか!』



ちなみに、そのニセモノを置いていたホールは先日見事にお潰れになられました。



しかばね一葉

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