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限界独身オタク男性が電源ケーブルとスピーカーケーブルを交換した話

付属の電源ケーブルや、カナレの安いスピーカーケーブルをどうにかしたいなと思って交換しました。
変えて良かったと思えるだけの差はありましたが、ケーブルにお金掛けるよりも先にお金掛けるべき箇所があるなって感じでしたね。

今まで使っていたケーブル

電源ケーブル
各種機材に付属してきた所謂モールド成型タイプの普通の電源ケーブルです。たまに電源ケーブルが付属しない機材がありますが、そういう時は過去に購入したデスクトップPCに付属してきた電源ケーブルを使ったりしていました。

こういう奴

スピーカーケーブル
6年ほど前にちょっと良いパッシブスピーカーを購入した時にあわせて購入したCANAREの4S6を使っていました。低価格帯ではCANAREを選んでおけばええやろ!の精神。

80円/m!

今回購入したケーブル

電源ケーブル

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下記の製品を2本購入しました。オーディオインターフェースとパワーアンプ用です。

フジクラのケーブルと、特注プラグを使用した2芯ケーブルです。3極プラグですが、アースへの配線はありません。音楽関連の電源は全て電源モジュールから取っていますが、電源モジュール自体をアースへ接続できていないため、2芯で良いかな、という判断でした。上記サイトの通常ラインナップに3芯が無かった、というのも理由の一つですが(頼めば3芯のものも作って貰えるみたいです)。

ケーブルとプラグの型番が書かれていないので詳細が分からないのが難点ですが、それを差し引いても安く、組み立てもしっかりしている(様に見える)ため、かなりコスパが良いのでは?と思っています。

スピーカーケーブル

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AcousticReviveのSPC-AVを購入しました。

CANAREの4S6よりは良いけど、そこまで高価じゃ無い奴……というのを探していたところ、普段お世話になってるエンジニアの方が「その価格帯だとスペック的にはSPC-AVが良さそうだよ」とアドバイスを頂いたため、これにしました。本当はあれこれ聴き比べが出来たら良かったんですけど、流石に厳しかったので……。

音の変化

電源ケーブル
今回はパワーアンプとオーディオインターフェースの電源ケーブルと交換しました。

そう大きな変化では無かったので言語化するのがちょっと難しいのですが、音が全体的にシャッキリしました。音の鈍りが少なくなったというか、エンベロープの傾きが急なところの追従性が高まったと言うか、そんな感じがします。キックとかが今までよりも前に飛んでくる様になりました。あとは何か定位も若干良くなった気がします。周波数レンジの変化は感じられませんでした。実際には若干上下に伸びたりしてるのかな……?

音の変化の傾向はパワーアンプもオーディオインターフェースも一緒でしたが、変化量はパワーアンプの方が大きかったです。消費電力が大きいからかな?

スピーカーケーブル
最初に感じたのは高域の減少でした。しばらく聴き込んだら前より高域が綺麗に響いてることに気がついたので、これは高域が下がったと言うよりも歪まなくなったというのが正しそうです。

あとは何かダイナミクス面(なんて言えばいいんだ?)が良くなりました。今までの4S6と比較すると、硬い音が柔らかくなったと言うか、音量変化がスムーズになったと言うか……いやこれも結局歪みが減っただけか……?

総評

変えてよかった!でも音の変化量自体は小さいから、あまり人には進められないかな……と言った感じです。
「システムはほぼ固まったけど、ケーブル類が付属品や安物ばかり使ってる」という人や「限られた予算の中でほんの少しでも音を良くしたい」という人は手を出していいと思いますが、そうでないなら恐らくケーブルに使うお金を他のことに使った方がコスパが良いと思います。

例えば海外からベーストラップを輸入するとか。

最も、今回交換したケーブルはどちらも低価格帯なので、もっと高い製品であれば事情は変わってくるのかもしれません。まあ、そんな高いケーブルを導入する機会は一生来ないと思いますが……。僕も5万円を超える様な電源ケーブル使いてえ!!!

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