限界独身オタク男性がトート型のカメラバッグを買った話
デカいレンズが増えたのでカメラバッグを買いました。
新しく買ったレンズが入るバッグが無い!
先日、SIGMAの50-100mm F1.8 DC HSM | Artというレンズを購入しました。noteにてレビュー記事の様なものも書いています。
そしてこのレンズがとにかくデカい!今まで使っていたコンパクトなレンズ達にピッタリだったバッグではなすすべがありませんでした。なすすべ🍆!
幸いなことにこのレンズには専用のレンズポーチが付属しており、そのレンズポーチも作りが良くガッチリとレンズを保護してくれそうだったので、一旦は大きめの(カメラ用ではない)バッグにポーチごと入れて運用してみたのですが、流石に少々不便さを感じました。
将来的にもこのような大きめのレンズを買い足したいな~と思っていたため、大型のレンズがちゃんと入るカメラバッグを購入することにしました。
Nikon FLX トートバッグ
ということで購入したのがこちら、Nikonが出しているカメラバッグである「フレックス・シリーズ」の中の1つのトートバッグモデルです。公式のページはこちら。
フレックス・シリーズには他にもスリングバッグやショルダーバッグもあるので、気になる人はそちらもチェックしてみてください。
概要
至って普通のトートバッグです。ただし生地や作りがしっかりしていてかなり頑丈になっている様に感じます。また、かなり薄いものではありますが生地内にクッションが仕込まれていて、ペラペラな感じが一切ありません。なんなら中身が入って無くても自立します。床に置きやすくていいですね。
サイズとしては以下の様になっています。大体16Lくらい?
上記の公式ページより引用しています。
【外寸】約 W400 × H330 × D170 mm
【内寸】約 W390 × H315 × D130 mm
小物とかを入れられるポケットが中に1つ、外に2つあります。外の1つ以外はジッパーが付いています。マチが無いので厚いものを入れるのは厳しいけど、まあこれだけあれば十分かなという気がします。足りなければポーチをメインの気室に突っ込めばいいし……。
開口部はジッパーで閉じられる様になっています。ただし左右に隙間があるタイプなので、雨水とかを防ぐ能力には期待しない方が良いと思います。
実はこのバッグ、付属しているショルダーストラップを取り付けることで肩掛けが出来る様になります。付属のストラップは結構細いのでちょっと心許無いですが、まあ普通に使えるレベルです。気になる人は何かパッドとか取り付けると良いでしょう。
カメラバッグたるゆえん
このトートバッグの生地には薄いクッションが仕込まれているという話をしましたが、正直このクッションだけではカメラやレンズをちゃんと保護出来る気はしません(勿論、無いよりは遥かにマシですが)。それにメインの気室内に仕切りが一切無いので、換えのレンズとか他の機材とかを一緒に入れたら、擦れたりぶつかったりして傷が入ってしまいます。ではどうしてこれがカメラバッグとして売られているのか?どうしてそんなものを買ったのか?その答えがこれです。
まあ天下のNikonがこれだけのトートバッグをカメラバッグとして売るわけがないですよね。当然ですがカメラ用のインナーバッグが付属しています。ベルクロで閉じられる蓋付きです。
そしてこのインナーバッグのサイズ感が素晴らしく、SIGMAの50-100mm F1.8が綺麗にスッポリと入る深さを持っているのです!
まあピッタリ過ぎて、マウントコンバーターを着けると蓋が閉まらないのですが……。勿論カメラを着けた状態でも蓋は閉まりません。ですがトートバッグ側の蓋、というかジッパーは閉じられるので、なんとか運用は出来ます。どうしてもインナーバッグの蓋を閉じたい場合はカメラやマウントコンバーターを外せば問題ないですしね。
用途、使い勝手
ちょっとしたお出かけから1泊の旅行まで行けます。1泊の旅行が出来るというのは、勿論カメラ等の撮影機材を入れた上での話です。まあカメラを持って1泊の旅行に行く場合は大抵他のバッグを使ってしまうので、まだ実践投入出来ていませんが……。
インナーバッグを入れると、それだけでバッグの大部分が埋まります。左右にちょっとスペースがあるので、そこに水筒とかを入れられるくらいでしょうか?機材を色々持っていく場合は、そこまで保護が必要ないものをこの空きスペースに入れたりもします。
後は細かいものをバッグ本体のポケットに入れたり、ポーチに入れてからバッグに詰め込んだりして出かけます。財布だってあまりにも大きなものでなければ全然入れられます。最近はクレカや電子マネーが使える店舗が多いのであまり持ち歩きませんが……。
とまあこの様なサイズ感なので、日帰りのお出かけくらいまでが一番使いやすいですね。小型のレンズを複数持ち出す様な場合は、もうひと回り小さいバッグが欲しくなることもありますが、まあでもこのトートで全然問題無いな!となるので購入を我慢できてます。
実は結構詰め込める
「いやこのバッグじゃ1泊は無理だろ!ほとんどインナーバッグで中が埋まっちゃうじゃん!」と思った方も居ると思います。実際のところ、自分も買ってからしばらくの間はそう思ってました。
ですがこれはトートバッグ、全然一泊分の荷物を詰め込めます。
そう、横に膨らませれば!
別にガッチガチに固まってるハードタイプのバッグというわけでも無いので、ものを詰め込めばその分だけ横に膨らんで、普通に収まってくれます。見た目の不格好さを許容すればそこそこの量の荷物をその身に収めてくれます。
こういった一泊分の着替えも……
バッチリ入ります!一泊程度の旅行なら全然行けますね。
まあ、上でも書いた通り実際に1泊の旅行にカメラ機材を持って行く場合は他のバッグを使った方が便利な場合が多いので、まだこのバッグを使って泊まりで出かけたことは無いのですが、これだけの荷物を詰め込めるというのは本当に素晴らしいことです。
価格が安い
何よりも素晴らしいと思うのが価格です。なんとAmazonで5000円台!!
内容を考えると超お買い得だと思います。
最初のカメラバッグとしても買いやすい価格ですが、ちょっと大きいかな?という気もするので、そこはよく確認してください。ショルダーバッグタイプやスリングバッグタイプもほぼ同価格で買えるのでそちらもいいと思います。
今まで使っていた比較的小型のバッグに入らないサイズのレンズを買った人が、そのレンズを運ぶために取り敢えず用意する、みたいな場合にはこのトートバッグ(を始めとしたFLXシリーズ)がピッタリだと思います。ピッタリというか自分がまさにそのパターンだったわけですが。
カメラの保護はインナーバッグで行っているので、カメラを運ばない時はインナーバッグを外すことで普通のトートとしても使えるのがめちゃくちゃ良いですね。
総評
サイズと用途が合うなら、マジでオススメしたいバッグです。
Nikonがこの価格でこの作りの良さのバッグを出してくれてるのは本当にありがたいです。将来的にこれをカメラバッグとして使わなくなったとしても、普通のトートバッグとして使い続けられるところや、派手な色合いをしていないのでどんな場にも持ち込み安いところも良いですね。
この記事を読んで良さそうだなと思った方は是非買ってみてください。
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