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PerplexityをProにしてみた

Google for Education認定トレーナー/コーチの笠原です。

色々な予定が少し落ち着きを見せて(来週の日本国語教育学会の準備はまだ…)きたので、少し自分の情報収集として色々な勉強を始めました。

その一貫として、前から少し気になっていたPerplexityの有料版にして、どのような使い方ができるかということについて試し始めました。

https://www.perplexity.ai/

検索型の生成AIがどのような使い勝手になるのか楽しみです。

Perplexityの検索画面
実際の検索画面

Proサーチで大枠をつかみやすい

Perplexityの最大の特徴が、Perplexity自身がオンライン上の情報を検索した上で、そのデータに基づいて文章を生成してくれることです。

この機能が自分の調べたいことの大枠について、とりあえず手がかりが欲しい!という時にかなりの威力を発揮してくれます。

個人的な感触としてはPerplexityでは「フォーカス」機能を利用するとProサーチの威力を実感しやすいです。「フォーカス」の中でも特に動画検索をさせたときに、Proサーチと無料版だと出てくる情報にかなりの差があります。

参照にしている情報の量が違うせいか、Proサーチの方がより具体的で正しい情報が出てくる確率が高いように感じています。分野によるのかもしれませんが、少なくとも自分がよく知っている事柄についてはそのような傾向があるように感じています。

Perplexityの良いところは質問への回答の最後に、追加の質問まで生成してくれることです。

Perplexityの出力に対して「もう少しツッコみたい」と思ったものが、意外と関連質問として自動的に生成されていることが多いです。そのため、1タップで続きの質問を聞いていくことが出来ます。

割とこの自動生成された質問を延々とタップしているだけで、まず手がかりとして知りたい情報の大枠はつかめるような感覚があります。

例えば、国語科教育の「読むこと」について知りたいと試しに、Perplexityに聞いてみてください。それに関連したサイトを自動で集めてきて要約を行い、関連質問を並べてくれます。10分くらいやりとりを続けているとだいぶ参照にした方が良いページが溜まってきますよ。

有料版だと他の生成AIも使える…けど

Perplexityは基本的にはPerplexityのAIで回答を生成しますが、有料版にすると、回答の作成に活用するAIを自分で選ぶことが出来ます。

その中にはChatGPT4oやClaude Sonnetなどの最上位モデルも含まれているため、微妙に検索結果の要約にそれぞれのAIで表現のされ方にクセが出ます。

自分の好みの出力の仕方もあるでしょうから、こうしてAIを選べるのは面白いところです。

ただ、それぞれのサービスの代替になるかというと…そういう感じではないので、あまり過度に期待してはいけないです。あくまで検索型のAIの出力のさせ方での味付け…くらいの感じです。それぞれのサービスの強みを全力で活かすなら、それぞれのサービスで…。

画像生成も出来るのですが、これイマイチです。厳密なプロンプトをしていして書かせることはちょっと難しく、画像の種類についても割と偏りがあるなあという印象です。

情報収集として相当強い

Perplexityはやはり回答の根拠を示してくれた上で、回答を生成してくれることにかなりの強みがあります。

ハルシネーションはどうしても防げない面があるとはいえ、また、検索してくる情報自体が信頼ならないという可能性もあるのですが、それでも自分で検索キーワードを考えて、アフィリエイトブログにジャマされながら欲しい情報を探していたころに比べると、かなりの仕事のスピードアップを感じます。

有料版の強みを活かした使い方をこの夏にもう少し研究してみたいですね。


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