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世界で一番!優しいタロット

タロットカードへの興味

昨日仕事の帰りに本屋に寄ってタロットカードを買ってしまった。カードの意味などきっと覚えられるわけもなく、どこかで占いの勉強などする気もない。ただ本屋へ行くたびにさまざまなオラクルカードを眺めていた。昔、中森じゅあんさんのエンジェルカードを買った。買っただけで何にもできなかった。
私には難しすぎた。母がまだ生きている頃、友だちになってくれた方から8月の私の誕生日に、ミカエルのオラクルカードをプレゼントされた。私が天使好きだからだ。でもやってはみるものの適当と言えるカードが出て来ない。私にはやはり無理みたいだと思った。それでも本屋に行くたびにオラクルカードばかり並んでいる場所を見ていた。
ミカエルのオラクルカードと同じドリーン・バーチューさんの新装版があった。それが上に貼った写真だ。きれいだと思ったから買った。財布の底も尽きかけているのに買った。裏を見たら、天使・ユニコーン・妖精・マーメイドと絵柄が豊富なことも私に買わせる一助になった。うまくできなくていい。ただ眺めるだけで買おう!
クレジットカードで払ってまで買った。

YouTubeで見るタロット占い

YouTubeを見始めたのは昨年の秋の始めだった気がする。最初は災害派遣される自衛隊動画、ヒゲの隊長が活躍したPKO派遣。そのうちにポツリとタロット占いが出てきた。それはタロット占いをする人たちにタロット占いの見方ややりかたを教えることを本分とした占い動画だった。だいたい三択が多い。見ていて思ったのは、この人はバッサリやる人だなと思った。誰かを諦めなければならない時には良いかと思った。でも私はまだ諦める境地には至っていなかったからもうその人のタロット占い動画を見ることはやめてしまった。

他の人の占い動画をよく見た。あれやこれやと見ているうちに、私には気づかない見方をしていることに気づきハッとした。彼ら彼女らは絵柄の説明はもとより絵の細部にわたって見ていた。暗い感じにしか思われない絵柄なのに、かすかに映る朝日を見て、まだ諦めてはいけない。まるで、それはやまない雨はないといった表現だったり、下を向いている一見悲しい風な女の子なのに、周りに鳥や天使がいたりすることに焦点を当てたりする。あるいはいきなり「あーそうか」と直感するらしく自分が思ったことを言う。またそれが当たっていたりする。相手に関してのことも当たっていたらいいのになあと半分信じていない私。いやな結果なら即座に信じる私がいる。だけど「うー…ん」と考え込む感じになると、私は楽しめないから動画を閉じる。

いっそのこと自分でやろか? 古くなったエンジェルカードやミカエルオラクルカードでリーディングとやらを素人だけど、どうせ他人を占っての商売でもないから。そう思い、出してやっはみるもののやはり適当と思われる答えにはならない。仕事をリーディングするのに恋愛について答えられても、恋愛についてリーディングするのに金銭面を答えられても……やっぱりやめよ。そんな時にYouTubeで出会ったのがakikoさんだ。

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