【コロナ・全員検査】


とうとうやるつもりはないようですね。テレビ出演している専門家の中にも「やる必要は無い」と断言する医師がいますが、これは、思考の陥穽にはまっていると言わざるを得ません。
ウイルス感染を社会的位相で考えれば一理あるのかもしれませんが、わたしたち一市民の位相で考えれば、決定的に間違った判断です。

全員検査を行えば、自分が陽性か陰性かハッキリします。それによって、帰省やコロナ疎開などをしてもいいかいけないか、行動の身の振り方が決まります。
今の生活拠点でスーパーに買い物に出かけてもいいかどうかも判断がつきます。
つまり自分自身の身を守るだけでなく、人様に移す恐れがあるか否か明瞭になります。
逆に言えば、社会としても、通勤電車の中にいる人たちはひとまず安全だと考えることができます。
感染爆発・オーバーシュートを防止する点からも有効なハズです。

専門家の発言でも、思考力の問題があり、物の見方・考え方において、医療の専門家の思考が必ずしも妥当だとは言えないでしょう。彼らは医療そのものについての知見が専門ではありますが、そこから離れた思惟活動においては一市民と同じ立場であり、そこでは医療専門家の知見はあまり有効ではないのです。

ゆえに、私は、帰省やコロナ疎開を行おうという方々だけでも、PCR検査を義務づけるべきだと考えます。

どうしても全員検査を実施しないのなら、せめて、外国から帰国した際に2週間の待機(隔離)を求めているのと同様の対処を致すべきでしょう。そうしなければ、整合性が取れませんし、陽性感染者による地方拡散が発生する危険が極めて大きくなると考えられます。


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