映画日記「レオン」


『レオン』(仏: Léon、英: Léon: The Professional)は、1994年のフランスのアクション映画。監督はリュック・ベッソン、出演はジャン・レノとナタリー・ポートマンなど。ニューヨークを舞台に、孤独な殺し屋と麻薬密売組織に家族を殺された少女の交流と復讐の戦いを描いている[2]。日本公開時のコピーは「凶暴な純愛」。

Wikipediaより

殺し屋×少女って100%設定から面白いやつやんって思って観たけど想定より二人の心の交流がメインで完全にノーガードだった。
やられた。
※あとから気付いたがあったので後ほど追記するかもしれません

あらすじ

主人公のレオンは凄腕の殺し屋、あるとき同じアパートに住んでいた少女を引き取ることとなり、彼女の希望で殺し屋として育てることになる。
奇妙な形から共同生活を送るようになった二人の交流のお話

感想

最初ジャケットとか観て「うひょー!殺し屋×女の子とかめっちゃ面白そうじゃん!!」って思ってたけどアクションじゃなくて愛のお話だった。
ヒロインの演技がとんでもなかった、13歳の演技なのかってくらい引き込まれる演技力で魔性の魅力を持ってた。

エンディングの曲がもの悲しくて印象に残った。
ストイックで独りだったレオンがヒロインのマチルダと交流を重ねていくうちに変化していって、最後のシーンに至るまでどれだけ変わったのだろうと思った。
作中で一瞬だったけど頭に残った台詞で
「もう大人よ。あとは年を取るだけ」
「俺は逆で、年だけは取ったがこれから大人に」
という言葉があって
それぞれに足りないものを求めあってあの形になったのかなって思った。
レオンはマチルダの中に、マチルダはレオンの中にそれぞれ本当に必要だったものを見つけたのだろうと思った。

個人的な不満点というか、年齢ゆえの演出で仕方なかったんだろうけど、
だいたいの惨事はマチルダの独断専行から起きてしまっているので
居場所バレたり助けるために大惨事になったりホテルを追い出されたり突然外に向けて銃乱射したりしなかったらもっとスムーズに進んで命が助かったのかもしれないと思うと必要な犠牲だったと思うしかないのかなとも思った。
多分もう一回見た時に更に印象が変わるだろうなと思ったのもあるので、もう一回腰据えて観たい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?