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たいせつ

現実は、時に残酷です

時の流れとともに、いろんなものが変わってゆく
留まり続けるものは、ないのかもしれない

変わりたい欲求が常に自分の根っこにあるにも関わらず、変化が嫌い、と言うよりは、変化したという現実を受け入れたくなくて、敏感に変化を感じ取ってしまう

ある時は本当に大切だった人でさえも、あの時ほど純粋に、大切だと思えなくなってしまうことなど沢山あって

今すごく大切だと思う人も、いつかそうなる日が来てしまうのか

とかなんとか、考えてた

お互いがお互いの望む方向に進んだからこその変化だって言ったら、
聞こえはいいかもしれないけれど
そんなに綺麗じゃない

大切が大切じゃなくなる瞬間ほど苦しいものはなくて

それを、身体が全身で感じてる瞬間が、とてもとても痛い

だからこそ、大切だと心から思える今を、噛みしめて生きるしかないんだろうか

そんなことしかできないんなら、もういっそのこと、この世から消えてしまいたくなる

でも現実は残酷で、そんなことできるはずもなく

葛藤しつつも、ただ受け入れるしかなくて
今日も生かされているんだ

大切「だった」ものを目の当たりにして、
そんなことをぐだぐだぐだぐだ考えてたんだけど、
すぐにまた、今ある大切が壊れそうになる

なんでこんなにも大切は脆くて、儚いのか

また大切が大切じゃなくなる
もう、直感で分かるようになってしまった
こんなことになるのなら、もう初めから大切なんていらない
誰かとずっと一緒になんて、いたくない
ずっと一緒にいると、私が壊してしまう
いつもそうだ
いっそのこと、ひとりで生きたい

気づかなくていいことに気づいてしまって、気づかなかったら悩まなくていいことに嫌というほど悩む
この世から、消えてしまいたくなる

ここまでは、いつも通り、うん、いつも通り

けど、その先がいつもと違った

思っていたことを全部、正直に、丁寧に、話してくれた
そして、私もちゃんと話して
一緒に、進んだ

大切を大切のままにすることは、可能なのかもしれない
ちゃんとわかった、気付いた

嬉しくて笑いながらも涙が止まらなかったのは、初めてです
はなちゃん、君だったからこそ、ちゃんと進めたんだね
ありがとう、ほんとうに

大切が壊れていくのがただただ怖くて、逃げていただけだった

大切が大切のまま続いていく瞬間に、出逢った
もう大丈夫だ、うん、確かに大丈夫だ

この世界で、もうちょっと生きてみるのもいいかも、と思った

ここ最近は、そんな1週間でした
ここまで読んでくれた人、いつも読んでくれてる人、ありがとう
では、またね

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