saki

ゆるりふらり踊るように

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ゆるりふらり踊るように

最近の記事

マニキュア

わたしはマニキュアを塗るのが下手くそである はみ出たら後から拭えばいいやー。 そんな心持ちなのだから上手くなるはずもない ある時、わたしは友の横でマニキュアを塗っていた 下手すぎて引かれた。うん、ドン引き。 友は見かねて塗ってあげるよ、と代わりに塗ってくれたのである 彼女曰く「ゆっくり時間をかけること」がコツらしい ああ、わたしはマニキュアを塗るのが本当に下手くそなのだ と、その時自覚したのである それから数年が経ち、仕事柄普段爪に塗れないわたしは久々のお出かけに合わせ

    • 久々のそれに

      ああ、死にたい、と、久々に思った 寝不足が祟ったのか、秋っぽい空気にそんな気分になってしまったのか、多すぎる選択肢に絶望したのか、なにも進めていない感覚に嫌気が差したのか そのどれもが違うようで、どれもがそうだった 久しぶりに訪れたその感情を、行動に移してしまいそうな衝動に駆られる 大好きなはずの音楽が、ただの雑音に聞こえる 大好きで大切なはずの人が、遠くに行ってしまう 気づいたら海に来ていた ああ、海を聴くのはいつぶりだろうか かつては毎日のように足を運んでいた

      • たいせつ

        現実は、時に残酷です 時の流れとともに、いろんなものが変わってゆく 留まり続けるものは、ないのかもしれない 変わりたい欲求が常に自分の根っこにあるにも関わらず、変化が嫌い、と言うよりは、変化したという現実を受け入れたくなくて、敏感に変化を感じ取ってしまう ある時は本当に大切だった人でさえも、あの時ほど純粋に、大切だと思えなくなってしまうことなど沢山あって 今すごく大切だと思う人も、いつかそうなる日が来てしまうのか とかなんとか、考えてた お互いがお互いの望む方向に

        • 無題

          今月は、よく、人が来てくれます。 こんな何もないところにわざわざ、私がいるからって理由だけで、来てくれる変人たち。笑 今月4人目は、葉奈 になるはずだった。 はなは山梨からうちまで来るはずだったのに、なぜかよくわからないけれど、逆に私が山梨に行くことに。笑 大学で諸々を終え、夕方車に乗り込み、ひたすら走らせ、なぜか山梨まで来てしまった。 何はともあれ、はなに逢えるのがもう楽しみで楽しみで、今月ラスト2週間ははなに逢うために頑張って生きてた、そういっても過言ではないく

        マニキュア

          祈り

          昨日は、なんだか、遠くの山にかかる雲を眺めてたら涙が出てきて、そして、また、大きなお月様とその反対側の夕焼けを眺めてたら、涙が出てきた、そんな日でした 秋の空は、美しいです 綺麗じゃなくて、美しい それは、きっと、他意がないからなんだろうなぁと思います、美しいものはなんでも。 それはさて置き、本題へ ふとしたときに感じてしまう違和感や嘘 一旦違和感を抱いてしまうと、全く、信じられなくなる そう思ってしまう私が汚いのか、心が狭いのか それでも、信じなきゃいけないの

          大好きな人

          ほんまに、かっこいいんです。 このタイトルに惹かれた人、ごめんなさい。私の恋話をするつもりは一切ありません。笑 今回は、私のおじいちゃんの話。 ほんまに、カッコいいんです。 私は小さい頃、生粋のおじいちゃんっ子で、ずっとくっついていろんなことを、教えてもらった、気がする。(あんまり、覚えてないのです。笑) おじいちゃんは、今年で88歳になる。戦争の話も聞かせてくれるし、豚を飼ってた時の話も聞かせてくれるし、農業の話も聞かせてくれるし、旅の話も聞かせてくれる。ほんとに、色

          大好きな人