大好きな人

ほんまに、かっこいいんです。

このタイトルに惹かれた人、ごめんなさい。私の恋話をするつもりは一切ありません。笑

今回は、私のおじいちゃんの話。
ほんまに、カッコいいんです。

私は小さい頃、生粋のおじいちゃんっ子で、ずっとくっついていろんなことを、教えてもらった、気がする。（あんまり、覚えてないのです。笑）
おじいちゃんは、今年で88歳になる。戦争の話も聞かせてくれるし、豚を飼ってた時の話も聞かせてくれるし、農業の話も聞かせてくれるし、旅の話も聞かせてくれる。ほんとに、色んな話を聞かせてくれる。
さらに、ものづくり名人で、なんでも、自分で作っちゃうの。
鶏を飼っていた時（そう、私が小学生くらいの時は、家に鶏がたくさんいたんです。笑）は、鶏小屋自分で作ってた。
そんな、スーパーおじいちゃん。

久々に実家に帰ったら、そんなじいちゃんが、リュックを作ってた。笑
リュックと言っても、畑に持っていくカゴリュックみたいなやつ。

じいちゃんが言うには、じいちゃんのじいちゃんが作っていたのを、じいちゃんが子供の時に、そばで見ていたのを、思い出しながら作ってるんだって。ひぇぇぇぇ。70年前くらいの記憶を遡ってるの、ほんまにやばい。

そんなじいちゃんのそばで、写真を撮りながら、ぼちぼち話を聞いていたんだけど、じいちゃんの話は、知らないことだらけすぎて、おもろい。

どうしたらいっぱい話を引き出せるかなぁって、ぐるぐる考えながら、もっとうまい問いを投げたら、もっともっと話聞けるのに、、、って自分の話の引き出し能力の乏しさに歯がゆい思いをしながら、じいちゃんから出てくる言葉に、想いを巡らせた。

昔はなんでも自分たちで作っていたこと。今は、便利になりすぎて、お金さえ払えば、ほとんどなんでも手に入る。（カゴリュックは、手に入らないから自分で作ってるのかもね（笑））そんな時代だからこそ、自分で作ること自体に意味があるし、私は好きだよ、そういう暮らし方。

そんなこんなしてたら、畑からばあちゃんが帰って来た。

ばあちゃんもスーパーばあちゃんで、うちのばあちゃんはね、元気で有名なの。笑 今年で84歳かな、なのに、薬なんて一つも飲んでないし、入院だって一度もしたことない。なんでかって言ったら、病院に行かないからなんだけどね。笑　でも、別に病院に行く必要がないくらいには、元気に日常生活が送れているし、この炎天下の中、毎日畑にだって行くし、ゴルフだってしに行く、とってもパワフルばあちゃん。

帰って来たばあちゃんに、コーヒー飲むかって言われて、ほんまに何年ぶりだろうってくらい久々に、コーヒーをごちそうになった。
そこでじいちゃんばあちゃんと話してたんやけど、二人を見てると、健やかに老いるってこういうことなんだなぁって思う。
二人は、ただただ、今生きてることそれ自体が、幸せそうなんだ。
ほんまに、すてき。二人の孫で、よかったよ。ありがとう。
まだまだ、教えてもらわなきゃいけないことたくさんあるから、これからも、どうか、元気でね。
私も私で、ちゃんと時間作らないとね。