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株クラ指数とサイズ、グロース、バリュー別のリターン

先日株クラ指数を発見したのですが、かなり上げ過ぎた反動でベアマーケット入りしてました(▲20%超)

この株クラ指数はRussell Microcap Growth Index(ラッセル超小型グロース指数)です。

時価総額で言えばS&P500だけで市場のほとんどを占めており、Russell 2000 Index(小型指数)まで抑えれば市場のほとんどをカバーできるためMicrocap Index(超小型)は存在感がありません。

そのため私はカバーしていなかったのですが、市場と株クラの注目度の高い銘柄の動きがあまりにも乖離しているため、説明できる指数が無いか探したところフィットするのが超小型グロースでした。テーマ株も時価総額は大きくても値動き的にはこれに近いと思われます。

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Russell指数は下記のように様々なサイズの指数を用意してくれており、それぞれにグロース、バリューverもあります。

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そこで、これまでの市場の動きをサイズ別、グロース、バリューのファクター別で全体的に把握しておいた方が良いと考え、赤でハイライトした
・大型(上位1~200銘柄)
・中型(上位201~1,000銘柄)
・小型(上位1,001~3,000銘柄)
・超小型(上位2,001~4,000銘柄、実際には1,300銘柄程度)
の指数で、それぞれグロース、バリューverも加えて描画したのが下記チャートです。

期間:2019/12/31-2021/5/12(2019/12/31を100とし指数化)

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赤:グロース
青:コア
黄:バリュー
左からグロース、コア、バリューと並び、色が濃いほど大型、薄いほど超小型となっています。

一番薄いピンクの超小型グロースは明らかに1本だけプチバブルのようになっていますね。暴落前に異常にアウトパフォームしているので、もっと早くこの指数に気づいてお伝え出来ればよかったです。。

また、コア、バリューでも色の薄い超小型は大きく上昇し、下落しています。一方、大型であればグロースでも堅調に見えます。

以下それぞれサイズ、グロース、バリュー別に2019年末からのリターンとドローダウン、At the highでどれだけ上昇していたかを見ていきます。

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