ある日突然Jr.担じゃなくなった話。(前編)

 その日は、ロールケーキあるから食べていきな〜って職場の人に言われたので、仕事終わり休憩室で缶チューハイ(私はノンアル)と甘いものでみんなでだらだら喋って、帰り道も人と一緒だったから特にスマホとか見ず帰ってて。ものまね歌合戦とか見てめっちゃヘラヘラしてた19時前後。

 どのタイミングで気づいたんだっけな。職場の人と別れた後だったかな。なんか、発表になってた。

 発表そのものよりも、え、発表されることなんこれ?ということが先だった気がする。あと、周りのらぶ担たちが先に泣いてたから、なんか乗り遅れた感があって。はっきり言って、泣くような感情にならなかったのは、衝撃すぎて麻痺ってるのか、大したことじゃないからなのか、未だにわからん。

 みんなこういう時、書くじゃん色々。書くつもり無かったんだけど、こんなこと人生でもう無いのでは?って思ったらなんか書いとくべきかなーって。思って。筆を取りました。まとまりもオチもなくただ書きます。何か見えるかな。何にもないかもしれない。

 私は、阿部顕嵐くんのファンなので、顕嵐くんのことをまず第一に考えてしまうのだけど、今回の選択は、ちょっと意外だった。顕嵐くんは、売れるための選択に情を挟まない人だと思ってたから。情に厚い人ではある、みんなからも愛されてるし、だけど、仕事上の判断は、それだけじゃないんだろうなって、シビアというか、厳格というか…。事実、Love-tuneへの移籍はそれを表していたように思う。あの子がトラジャの面々を大好きなことと、Love-tuneへの移籍をすることを、分けて考えられる人だというのは、私にとっては信頼を強める要素だった。ま、ほんとのとこは知らんけど。

 だから、何かあった時に、顕嵐くんの中には、「Love-tuneでなくなる」という選択肢もあるんだと思ってて。情ではなく、合理的に選べる人だと思ってたから、今回、同一のタイミングで退所することを選ぶということに、ある程度合理的なものを感じて動いてるんだろうなって、まず真っ先に思っちゃって。だったら、あ、了解でーす、で終わってるんだよなぁ、今回のことが。それだけ顕嵐くんの選択っていうものを信じてる、というか、最優先事項。あの子が決めたことを、私は見守るだけだから。そのことについてとやかく言わん、そこで何をするのかだけ、ちゃんと、見せてね、って。見てるからね、って。そういうスタンスなんで。自分で選んでそんなんなん?ってなったらブチ切れてるけどな。

 それはさておき、だって今回の発表だって途中経過に過ぎなくて、何も終わってなくて、私は、顕嵐くんのことを一生見ていきたいから、一生、表舞台に立ち続けてほしくて、そのための変化なら前進だし、概ね悲しいよりは楽しみが勝っちゃってて。これってマイノリティなのかな?

 この約半年、「新しい顕嵐くん」が入ってこないことが苦痛だった。基本静止画に興味がないし、映画という永遠に変わらない媒体にもすぐ飽きてしまうことが露呈した私だから、ずーっと、私の中に、顕嵐くんが増えないことがつまらなかった。あの子から発されるものを、受け取るのが私の趣味なのに。

 だから、この状況が変わった、動いた、それは私にとっては待ち望んだことなんだと思う。前進なら勿論ハッピーだし、後退であっても、停滞よりはマシ、何かしらの動きがないと、死んじゃう体質なことを痛感したよね。

 色々と、囁かれている原因についても、ホントかどうかっていうのもあるし、ホントだとしても、やっぱり、今まで沢山お世話になったし、現状なってるし、そんなにわぁわぁいう気にはなれず…。やーどう考えたって、顕嵐くんってスペオキだったじゃん?実際に彼のレベル以上の仕事きてたと思うんだよねぇ。それを立派にやり遂げるので、仕事割り振られた原因とか関係なく結果オーライかっこいい!って結論なので、スペオキだったとしても実力で黙らせられるだけのものは残してきた、っていう見解なんですが。え、これ贔屓目?

 あと、やっぱりLove-tuneとLove-tuneのファンを手放す、っていう選択肢はミスだよなぁって思ってる節が多分ある。特に、安井謙太郎氏が今まで見せてきた、ファンを(いい意味で)操る手腕は唯一無二のもの過ぎて、営利団体としては大きな損失なんじゃないかなって。だからこっちが被害者ってだけではなく、痛み分けでは?と思うと事務所については特に感情が湧かないんだよねー正直。(※事実、Love-tuneの1件以降、ジャニヲタをあがる人がTwitterでも続出していて、事務所担の私は結構びっくりした)事務所に辞めさせられた、というより、自分たちで次の一歩を選択したように見えるのは私だけ?だからそんなに恨みも何もないのかも。

 超絶余談ですが、一応、悲しんだ方がいいのかな~、お酒の力を借りたら悲しくなるかな~と思って、わざわざ家に帰ってから出直して帝国ホテルの17階のバー予約してオリジナルカクテル飲んで2時間くらい過ごしたけど、酒に弱い+飲んでもテンションが全く変わらず冷静なせいで、ただただ酒がまわって具合悪くなる自分を冷静に判断しつつ、日付が変わった瞬間意識が朦朧としたせいで終電を逃したため、トイレでリセットを入れてからタクシーで帰るという謎の出費をしただけであった。でもバーは素敵だったから今度誰か一緒に行こう。私はノンアルカクテルを飲む。

 帝劇を見ながら飲んだのであった。

 なんか死ぬ程長くなっちゃったので分けます。後編も大したことは書いてないんですけどね。⇒後編

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