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【ゲーム理論応用】 - 寡占市場分析4 -

みなさん、こんにちはこんばんは。S.Kと申します。

今回で寡占市場分析は終わりとなります。
企業の戦略を価格とする、ベルトランモデルについてになります。
これまでのクールノーやシュタッケルベルクのモデルでは戦略が供給量であったことに注意してください。

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余談

いかがでしたでしょうか。
一回限りのゲームだと、最適戦略となる価格が限界費用に一致し、各企業は利潤を得られません。しかしながら、現実では企業は利潤を出してるので、それを説明するために、繰り返しのモデルを考えています。繰り返しゲームの復習になりますね。

さて、仮に一社がある時期にかなり割安な価格づけをしたとすると、当然他の企業は需要を奪われて利潤が出ないため、価格を下げる必要が出てきます。そして各企業は互いに利潤ゼロになってしまいます。

これを考えると、互いに暗黙に協力して、利潤がでる価格付けをします。協力するインセンティブが生じるわけです。

寡占市場分析の動画はここで終わりですが、何か面白いトピックがあれば・・・もしくは見つければお話しします。

では、次回の応用編は進化ゲームです。宜しくお願い致します。

参考文献

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