小学生のとき傷ついた出来事。

 私には4つ離れた弟がいる。両親共働きの為、鍵っ子であり、弟の面倒を見るのが当たり前の生活を送っていた。
 習い事をしており、週に2回の学習塾、ピアノ、水泳を習っていた。もちろん習い事の送り迎えは両親画面できるわけでもなく、学習塾には私が弟の学童のお迎えをし、一緒に通っていた。
 学習塾を終え、帰宅する頃には母親が帰ってくる時間になっている。しかし、母親は帰宅して夕飯の支度をするのでもなく、よく誰かと電話をしていた。その間に、一緒にお風呂に入ったり、宿題や弟の持ち物を見ていたりしていた。夕飯が遅くなり、小学生の夕飯が21時になることもあった。弟と私はお腹を空かせていた為、ウインナーや目玉焼きなどを作って二人で夕飯を済ませていたこともあった。

 ある日、いつものように塾から帰ると、帰宅する予定の母親が帰ってこない。電話をかけても出ない。20時を過ぎても帰ってこない。弟はお腹を空かせている。私はいつものように、できる限り作って弟と一緒にご飯を済ませた。21時過ぎになって母親が帰ってきた。買い物をしていた様子もあった。母親は私と弟がご飯を済ませたことに対して、何故か怒った。『勝手にしないでちょうだい。あなたはもう台所に入るのを禁止にするから。ろくなお姉ちゃんじゃない。』と言われた。

 その当時は悲しいという感情がよくわからなかった気がする。しかし、傷ついた。母親がご飯作るのが大変だろうと思って、負担を減らしたくて、したことなのに、私は怒られた。

 小学生ながらに、悲しくなり、傷ついた出来事であった。 
 

稚拙な文章を読んでくださり、ありがとうございます。

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