なぜ君島さんの「花降る時の彼方」は「映帶する煙」から僅か2ヶ月後に単発リリースされたのか。私にとって「映帶する煙」が夢遊的であるとすれば、この曲の溢れ方はもっと現実的な浮遊というか、映画のエンドロールを観ながら感情に折り合いをつけて涙を堪える感覚に似ている。3月に相応しい心情だ。
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