雫井陸

物語を描くのが好きなので小説書いてみます。 興味のある方だけどおぞ

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『咲かずに枯れて』第一章1-5

登場人物                   テト:音楽好きの高校2年生。バンドに憧れている レイ:テトの中学生からの唯一の友達。ギターをやっている。 ツキ:テト達とは別の高校に通う高校1年生。ドラムをやっている。 ケイ:??? 第一章〜1-5始動 『ベースやってますケイです。こんにちは笑』 『え?あ。初めまして!テトです。』 突然レイが連れてきたベースに困惑するテトであるがツキは嬉しそうにニヤニヤしていた 『お。ツキちゃんなんか嬉しそうじゃん!』 レイが

    • 『咲かずに枯れて』第一章1-4

      登場人物                   テト:音楽好きの高校2年生。バンドに憧れている レイ:テトの中学生からの唯一の友達。ギターをやっている。 ツキ:テト達とは別の高校に通う高校1年生。ドラムをやっている。 第一章〜カフェ・ドール 1-4 『は。はじめまして。テトです!』 『レイでーす!』 テトは自分の緊張とは裏腹に初対面での会話に少しだけ慣れているレイがとても羨ましかった。 『じゃあ!えーと!自己紹介?する?!』 この少し気まずい空気を気遣い自慢げ

      • 『咲かずに枯れて』第一章1-3

        登場人物                   テト:音楽好きの高校2年生。バンドに憧れている レイ:テトの中学生からの唯一の友達。ギターをやっている。 ツキ:テト達とは別の高校に通う高校1年生。ドラムをやっている。 第一章〜ツキ 1-3 『おお。連絡来てる。』 『って、私?え?女の子!!!??』 『ツキちゃんなんだ…』 テトはびっくりしながらも不満げな顔でツキからのメールを眺めていた。 『んー。本当は男子4人組バンドとかがやりたいんだよなあ。。それか男子5人

        • 『咲かずに枯れて』第一章1-2

          登場人物                   テト:音楽好きの高校2年生。バンドに憧れている レイ:テトの中学生からの唯一の友達。ギターをやっている。 ツキ:???? 第一章〜抹茶パフェ 1-2 出会いや別れも、ふと一呼吸する瞬間の様にそれはいつも突然やってくる。 その出会いや別れに価値があるのかは未来を生きなきゃ分からない。今はまだ知らない。 もしかしたら人生に置いて最も大事な出会いになるのかもしれない。 もしかしたら大した出会いなのでは無いのかもしれない。

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        『咲かずに枯れて』第一章1-5

          『咲かずに枯れて』第一章1-1

          登場人物                   テト:音楽好きの高校2年生。バンドに憧れている レイ:テトの中学生からの唯一の友達。ギターをやっている。 ツキ:???? 第一章〜なんとなく 1-1 テトはもがき苦しんだ 生きる意味と執着していた物が剥がれる寂しさ テトは生きる意味を失った 愛が消えるのは一瞬だ。 友情なんて物は存在しない。 時は遡る事5年前の2050年 そう。全ての行動はなんとなくなのだ。 なんとなく口に寂しさを感じ、 なんとなくご飯を

          『咲かずに枯れて』第一章1-1