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なぜそれをするのか

                      (2021.5.1)

 昨日無事メッセージカードを依頼主に届けることができました。
 そして、 GW企画として折り紙で簡単に作れる鯉のぼりの動画を撮ってみました。編集はまだですが今日中にアップしたいです。 カード作りとは全く関係ありませんが、元々私はママが楽しい、子供が楽しい、そして親子で楽しい、そんな時間を少しでも取れる応援がしたいと思っていました。普段忙しく子育てしているママが少しでもホッと気を緩めたり楽しめたらいいなと願いながら撮影しました。普段とっている動画と違って、手元を写しながら説明をしながら動画をとるのは本当に難しいです。作り手になってみて、それを職業にしているプロの方のクオリティの高さはもちろん、それを仕事としていない人でも動画の取り方、編集の仕方がとても上手い。 全体的にレベルがどんどん上がっているんだなと痛感した次第です。

 今日は「なぜそれをするのか」についてお伝えしたいと思います。

 今更なのですが、私がなぜ手作りのカード作りをしているのか、について改めて理由を紹介したいと思います。昔の配信で、「子供の頃唯一親に褒められたことが手先の器用さで紙工作だった。」という話をしました。当時は小さい子供ですから親の喜ぶ顔が見たくて、得意になってずっとしていた折り紙や紙工作が気づいたら自分の好きなことになっていた。そんな単純な理由でした。
 月日が流れ、親に褒められたことなんてとっくに忘れていました。それでも大人になった私はずっと子供っぽいと思いながらも、工作や折り紙をするのは時間を忘れて没頭できるなと、趣味で楽しんでいたところ、ふとしたきっかけで、お試しで売りに出したものが購入され、とても驚きました。「んな年で子供っぽいかな」と好きなことを隠すように続けていたことが認められたようですごく嬉しかったです。

 それから時間を見つけて少しずつ作り続け、購入してくれるリピーターさんも増えて、「家で自分の好きなことをして収入を上げる」というポワンとした夢が現実の目標となりました。実際のところまだまだあらゆる面で未熟です。お商売とはどういうことなのか、顧客のニーズに合っているか、作っている物の原価と時間、それに対して提供価格は見合っているのか。マーケティングはできているか、などなど課題は山積みです。

 ふとした時にカードを作るという、一番大切なことを忘れて「なんで今こんなことしてるんだろう」と楽しめない時期も結構ありました。カードは売れたら嬉しいですが、本来はカードを作って届けている理由は、売りたくて作っているのではありません。自分が好きで楽しんで作ったものに喜んで対価を払ってくれる人の「ありがとう」が嬉しくて作っています。その結果喜んでくれる人が増えれば収入が上がる。そのためにいろんなことを学んできました。

 順番を間違えると苦しくなります。大好きなことだったのに目指す先を見失ってしまうのです。そして「なぜそれをするのか 」をもっと掘り下げるとやっぱり私は冒頭で話した「ママが楽しい。子供が楽しい。親子で楽しい」そんな時間を持ってもらえるお手伝いがしたい。ここに行き着きました。手を動かすハンドメイドはいろんな効果がたくさんあります。私はこれからもその良さをお伝えできたらいいなと思っています。