お金のあれこれ

(2021.7.16)

 おはようございます。sizukukoboです。 
 
 昨日、職場で近所のガソリンスタンドがすごく混んでいる、と言う話題になりました。渋滞が道路まで行って道も混むから困るね、みたいな話からそれぞれどこでガソリンを入れているか、と言う話になって、私が「ガソリンはスタンドの人が入れてくれる場所でしか入れられない」と伝えるとみんなに驚かれてしまいました。
 免許をとって10年以上経ちますが、静電気持ちの私にはどうしても怖くてセルフでできないんです。何年かは家族についててもらってトライしましたが、諦めてしまいました。毎回家族を助手席に乗せていくのも気が引けました。臆病でなかなかできない私を、ため息と共に見ている家族を横目に、緊張しながらガソリンを入れるのも嫌でした。そもそも外出をあまりしないのでガソリンも減りません。一人でガソリンを入れられるようになるメリットがあまりにも少なくてあっさりと断念した、と言う訳です。

 スタッフの人が入れてくれるガソリンスタンドは当然割高です。比べたことはありませんが、これまで入れてきたガソリンの量を、セルフスタンドと人がいる場所とではかなりトータルの金額が違っていると思われます。

 ここで今日の本題の「お金のあれこれ」になるわけですが、私には「嫌だな」と思ったら行動が途端に止まる事が多い事に気づきました。「嫌だな」の先にある自分が望む生活に向かって努力をしようとしても、一度「嫌だな」と思うと行動しない言い訳をたくさん頭で考えて、「だからやらない」と言う方向に持っていくんです。これでは夢どころか小さな目標さえ到達するのは難しいです。
 わかっていた事ですが、私は無意識のうちにお金に対して「考えたくない」と言う思いが強く働くので自然と脳が「嫌な事」「面倒な事」と判断して行動に制限がかかってしまいます。今でも気をつけていても、無意識下では「考えたくない」気持ちが強いのだと思います。ガソリンと言う身近で必ず使うもの、そして手っ取り早く節約につながる事をやらない自分が少々情けなくなりました。
 ガソリンに関しては、極端に臆病な性格が引き起こしている行動です。そして「臆病」「怖がり」は新しいことに挑戦する時、とても厄介です。

 「新しいこと」「やった事がない」と言うだけで、瞬時にやれない言い訳を考えてしまう思考癖は根強く、トレーニングをしていてもまだまだ未熟です。そして私の厄介な所は「不安なこと」に対して必要以上に怯えてしまう事。ただの知識不足が招くことも多く、毎日そんなに不安になっていたら気が休まらないよね、と自分ながら呆れてしまいます。その代表的な例が、お金と将来に対する不安です。「健康年齢が高い私がこの仕事をどれくらい続けられるだろう」とか「年金制度はどうなっていくんだろう」とか「我が家の自然災害の備えはまだ十分じゃないな」とか、考えてもキリがない事を延々と不安がってしまうんです。当然そう言う時はボーッとしている時で、動いていません。だから余計な事を考えてまだ起こっていない事をマイナスイメージで固めて不安を募らせています。

 冷静に書き出してみると、私が掲げた目標の根底にあるものはどれも、この「不安がなく穏やかに暮らせる事」に尽きます。昔の投稿でも書いた気がしますが、すぐにマイナスに考えようとする思考癖を直すには、浮かんだら何度でも、繰り返し自分がなりたい姿を、将来をイメージして考え方を矯正して、そうなるために少しでも行動するしかありません。

 ガソリンの話題から、自分なりに色々学ぶ事がありました。できない事を無理にする必要はないけれど、「ホントにそう?」と今一度考える必要はありそうです。
 お金について考えることは生きる事を考えていく事だと、改めて思った次第です。

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