お金のあれこれ〜先輩から聞いた生活の知恵

(2021.12.10)

 おはようございます。sizukukoboです。

 金曜日は「お金のあれこれ」について、自分の感じたことや近況をお届けしています。

 先週は、 ポイ活について反省したことを記事にしました。ネットショッピングが楽しくてポイントがたくさん還元されることが楽しくて、買い物が増えてしまいました。収入が一定で買い物だけが増えれば家計は赤字になります。当たり前すぎるこの現実に、カードの明細が来てショックを受けていました。
 
 この一週間で、ポイントを意識しすぎた買い物は一旦クールダウンをしましたが、それでも楽天ポイント還元セールや、効果的な貯め方などを情報として仕入れてしまうと、買い物がしたくなります。ここは一旦我慢のしどころで、本当に必要なものかどうか少し寝かせてから再度検討しようと思っています。

 そして本当に今更ですが、最近普段の生活で無駄なことをしていることが多いことに気づきました。結局は日々の生活のコツコツとした節約が、 後々大きな差になるということを改めて、 身をもって知ったのでここで自戒を込めて記事にしようと思います。

 どんな無駄があったかと言うと、具体的には食器用洗剤の最後の使い方です。私は液体の食器用洗剤を使用していますが、最後の方になると使い切ることができずに多少残っていても新しいものと入れ替えていました。ところが職場の先輩が「洗剤ボトルを逆さまにして、スポンジの上に少しおいておくと最後まで綺麗に使えるよ」と教えてくれたんです。
 確かに。当たり前すぎる当たり前の事柄に驚きました。 そしてこれまでどれだけ多くの無駄を出してきたかと思い胸がぎゅっとなりました。

 金銭的にも環境的にも、物を大切に使うことは普段から習慣として身につけておこうと気をつけていたつもりでした。ところが食器用洗剤一つまともに最後まで使った事がありません。反省しました。

 先輩方は、歯磨き粉や洗顔でチューブ式のものは最後の方はチューブをハサミで切ってキャップ近くのところも丁寧に使っていると話されていました。私はやったことがありません。なんとか最後まで使おうと角度を変えて工夫して使っているつもりでした。ハサミで切るという発想すらありませんでした。

 食器用洗剤もチューブ式の日用品も、毎日使うものだから最後まで使い切るという発想がこれまでの習慣で先輩方のような発想に至りませんでした。これを聞いて私はいったいどれくらいの無駄を出してきたのかと少しショックでした。

 一つ一つはちょっとした無駄です。 ですが、 何年も何十年も積み重ねた無駄はきっととてつもなく大きい差になっているだろうと、過ぎてしまった過去を悔やんでいます。過去は変えられないので、今からできることをやろうと思った次第です。

 自分が当たり前だと思ってやっていることは、他人との会話で実は当たり前じゃないと感じることが多々あります。特に気にもとめていない毎日の生活での習慣は話すこともあまりないため、きっかけがないと他人の生活の様子を知ることができません。今回たまたま、食器用洗剤を逆さまにしないで捨てようとした私に、先輩が教えてくれた生活の知恵が、自分の在り方を振り返るきっかけになりました。

 私は緊張しやすいので人と話すのが苦手です。だから大人が四人以上集まるとドキドキしてしどろもどろになります。打ち解けて親しくなれば根はおしゃべりなので、「伝えたい。話したい」という気持ちがふつふつと湧いてきます。
 今回職場の先輩と生活の話をできたことで、自分の習慣を振り返ることができました。とても大きい収穫でした。

 人は得た情報を伝えたい生き物だと言われています。確かに自分がお得な情報を得たら、人に教えたくなります。
 話すのが苦手という弱点は、 少しずつでいいから克服していきたいです。そして私も先輩方のようにスマートに情報を伝えられる人になりたいです。