いつかは終わる

                      (2021.2.20)

 今日は「いつかは終わる」について話したいと思います。

 プロジェクトがひと段落しました。ハードな毎日でしたが、とにかくお手伝いすることは終わりました。報酬もなく、ひたすら奉仕する毎日でしたが、得たものが多かったです。大勢とコミュニケーションをとること、パソコン操作、オンライン作業など、苦手なことが多かった中で、心を強くしなやかにできました。もともとがメンタル激弱、がスタートライン。強くできたと言ってもたかが知れていますが、そこは人と比べず音声配信をスタートした当時からの大きな成長を褒めてあげようと思います。連日連夜の作業でゴールが見えなかったけれど、改めていつかは終わるんだなぁと当たり前のことに気づきます。この感覚は時々訪れるのですが、永遠に続く、と思えるものほど終わる時はあっけなくて拍子抜けすることが多いです。試験、学生生活、今回のプロジェクトなど、これらはどれも、ちゃんとゴールの日にちがわかります。何年何月、という日が来れば終わるものばかり。でも、渦中にいるとそのゴールが見えなくて辛いことも多い。時間と労力をかけた分だけ、終わると腑抜けになる。これまでずっとそうでした。その脱力した時思うんです。「あぁ、何事もいつかは終わるんだなぁ」って。人の命もいつか必ず終わる。ただ、寿命はわからないだけにいつまでも続く錯覚に陥ります。だから大切なことを後回しにしてします。自分に、大切な人に「ありがとう」を伝えることを「明日言おう」と思ってしまう。私がカード作りを本格的に始めたきっかけも「感謝はきちんと表現しないと伝わらない」と思ったから。終わることさえわかっていれば、光を見失わずに進んでいける気がします。