お金のあれこれ

(2021.7.23)

 おはようございます。sizukukoboです。 

 世間は4連休なんですね。土日祝日関係ない私は、今日は金曜日だということをすっかり忘れていました。 私の投稿は曜日ごとにテーマが違うので、 いつかうっかり間違えてしまいそうな気がします。

 金曜日の今日は「お金のあれこれ」についてお伝えしたいと思います。
 この一週間で感じた二つのことについて話したいと思います。

 一つ目は7月17日に投稿した記事の詳細です。
「少しでも不燃ゴミが溜まると、近くの処理場まで持って行ってお金を出して処分してもらっている」という話をしました。これは今私が掃除と片付けにはまっているということもありますが、元々不燃ごみを溜める事があまり好きではなくて、袋にある程度たまるとわざわざ車で処理場まで持って行く生活をしています。きっかけは自然災害でした。数年前から雨や風、台風の影響で、外に置いているゴミ箱や、倉庫の扉が壊れたりして、中に入っていたものが風で飛ばされることが増えました。折れたビニール傘や、いらなくなった不燃ゴミをまとめておいたものが庭に散らばっているのを見て「我が家のゴミのせいでご近所さんの窓ガラスを壊したりしたら怖いな」と感じました。実際テレビでもビニール傘が台風で飛ばされた時に、ビルの窓ガラスを割っている映像を見ました。不安症な私は、「不燃ゴミを溜めるのはやめよう」とその時に強く思いました。

 それからというもの、スプレー缶や電池類、ビニール傘、フライパンなど、家庭で出る小さな不燃ゴミも、こまめにチェックして20リットル入りの袋が溜まりそうになると、予定を確認して早めに処分するようになりました。一回一回料金がかかります。頻繁に顔を出していたら、いつの間にか処理場の受付の方が顔を覚えていて「この量なら、家から出せばタダなのに」と気遣ってくれる始末。「そうなんですけどね〜」と相槌を打ちながらそれができずにいる自分がいて複雑でした。
 
 この不燃ゴミに出すお金は必要経費と言える、と始めは思っていました。ですが、今となっては「果たしてそうだろうか」と疑問です。自分の不安を解消するために、少し待てば無料で出せるゴミステーションを利用せず、わざわざ時間とお金をかけて処理場まで持っていく。この行為に今までまったく疑問を持たなかった、そのことが問題だったかもしれません。不燃ゴミを処理場に持って行き始めた当時は、ゴミの量も多かったと記憶しています。持っていくことが習慣になり、だんだん量の大小にかかわらず「とりあえず処分しよう」と処理場に持っていくことは、今後は一旦立ち止まって「本当にそうだろうか」と行動を振り返る必要がありそうです。ゴミ処理の一回の料金はとても微々たるものです。それでもその小さな積み重ねを見直していくことで、無駄な支出を抑えることができる気がします。
 片付けと合わせて、不燃ごみの処理の仕方を考えていきたいと思います。

 二つ目は、私が憧れている職場の先輩の話です。
 その人はとても器用で、料理でも手芸でもなんでもできる人。その人が趣味で作っているものが、最近「お金を払うからお願いします」と頼まれなくても注文が入るようになりました。注文された本人は、ただただ好きで作った物を「こんなの作ったんだ」と見せてくれていただけです。そして、「たくさん作ったから」と私たちにも惜しみなく分けてくれていました。お金のことは全く度外視でした。そのうち、身に付けている物で手作りの作品が多いことにみんなが気づき、新作を見て「これ欲しい」と注文が殺到し始めた、という訳です。

 これは、私が心から「いいなぁ」と思う理想の姿。売り込みとかなくても周りの人がほっとかない。クオリティも高いのに、惜しみなく与えてくれる。そのうち「有料でいいから、それが欲しい」と好きで作った自分の作品にどんどん価値がついていく。まさに憧れ。目指す姿です。

 目指す人が近くにいることはとてもラッキーです。先輩の様子をもっとしっかり観察しようと思った次第です。