【仮想通貨考察(5/29】BTCはボラ低下。アルトコインのポジを増やす

BTCがここ数日67k~70kのレンジとなりボラが死んできているので、ひとまずお祈り期間。5/21の大陽線(赤ボックス)にインサイドしている限りは高値圏での調整という認識なので下から持っているロングは握り続けるが、66k付近のサポートを割れると面倒臭い展開に。そうなったらそうなったで考える必要があるけど、バブルを取りに行くのであればショートはしないし、ロングも利確できない。

で、ビットコインは短期はロングを放置&66k割れるまで無視しかできない相場なので、アルトコインの動きに注目したい。

アルトコインが元気かどうかの指標として一番わかりやすいものがビットコインドミナンス。仮想通貨市場全体に対するアルトコインの割合を示した指標だが、高ければBTC優位、低ければアルトコイン優位と見れる。

BTCドミナンスは昨年秋から続く長期のサポート(黄色ライン)を割れており、このことからアルトシーズンへの到来の可能性が高まっている。黄色のサポートの下には白のサポートがあり、中長期ではここまで下落する可能性を見ている。現在は53.9%前後だが、白のサポート付近53%前半まで落ちれば、イーサリアムが4000ドルを突破し強いアルトシーズンが数週間~数か月続くと思っている。

なお、長期でチャートを俯瞰するとこんな感じ。

前回ブル相場でも週足レベルのサポートを割ってから一気にドミナンスが低下した。この時も恐らくミームコインやイーサリアム系トークンが急騰した時期だろうが、今回もこの流れが来るのであれば、大型アルトから魔界アルトまで暴騰するシーズンが来るかもしれない。

イーサリアムETFをきっかけに、今後はSolanaなどの大型アルトもETF認可の噂が出てくると予想している。そうなればいよいよ一強だったビットコインから資金が流出する可能性が高まってくる。

そこで、どのアルトコインに投資しようかについては前回記事を確認してほしいが、現状ChainLINKは期待できる大型トークンかもしれない。

ChainLinkについては長期チャート予想だが、ざっくり以下のようなイメージ。

秋ごろに恐らく90~100ドル付近を試すと考えている。Linkは過去の相場でもしっかり最高値更新をしている実績があるし、バブル崩壊時も前回最高値をサポートにしている銘柄なので、ビットコインやイーサリアムの強さに引けを取らない強気の長期チャートを描いている。

魔界アルトのような数1000%の暴騰を狙える銘柄でもないと思うが、チャートに安定感がある大型銘柄なので中長期でどっしり構えたい。

短期のチャートも申し分ない。半年以上前から意識されていた16~17ドルの水平を日足でブレイクしている。

現在はこの水準をサポートに転換しており、非常に強い動きに見える。今年4/12~13の急落に対しても全モ&高値更新しており、これから来たるアルトシーズンに向けた発射準備は整っているように感じる。

加えて、この大きな三尊を否定する動きに繋がれば、次の抵抗である35ドルが見えてくる。

6月~7月頃にかけて35ドル付近まで上昇し、その後秋ごろまでに90ドル付近まで伸びていく可能性が高いと見ている。

目先の動きも特に大きな問題は無さそうだ。売りの厚い抵抗帯に対し、逆三尊を作りながらブレイク。その後はネックライン(or水平)をサポートに転換しているため、理想的な動き。

将来的に黄色のサポートラインが機能するかもしれない。コイツが割れればちょっと悩ましい展開が続くが、サポートとしての実績が弱いので、もしかしたら市場に意識されていない可能性もある。

ひとまずは、今週~来月中旬にかけてChainLINKの動きに注目してみたい。