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関東・甲信越地域の古木

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関東・甲信越地方の古木特集 木々たちの放つ素敵な雰囲気も伝わればいいな。。。 植物からは元気になるマイナスイオンが出ています。 あなたの街にもたたずんでいるはず・・・  人間と同…
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2021年9月の記事一覧

有馬のハルニレ

推定樹齢約350年  神奈川県の有馬のハルニレニレ科のハルニレ 有馬のハルニレの言われと由来 この木はハルニレとしては日本最大の巨樹と言われてます。 根元には大きな空洞があります。 地元では樹皮を煎じて飲むと安産になると伝えられていて、有馬のなんじゃもんじゃ名付けられ親しまれてきました。

神崎(こうざき)の大クス

推定樹齢1300年  日本の天然記念物 千葉県の神崎の大クスクスノキ科のクスノキ  神崎の大クスの言われと由来 この木は古くから「なんじゃもんじゃの木」と言われ親しまれ、信仰も集めていました。 神崎神社の境内にたたずんでます。

建長寺のビャクシン

推定樹齢750年  神奈川県鎌倉市の指定天然記念物 建長寺のビャクシンヒノキ科のイブキ 建長寺のビャクシンの言われと由来 この木は建長寺の境内にたたずんでます。 建長寺は、全域が国の名勝として指定されていて、ビャクシンは建長寺創建の頃に植えられたものであると伝えられてます。 鎌倉では一番の古木と言われています。 また、イブキとしては神奈川県では最大といわれ、この木を植えたのは建長寺を開山した宋の名僧蘭溪道隆と伝えられてます。

档(あて)の元祖

推定樹齢約800年 石川県の档の元祖ヒノキアスナロ 档の元祖の言われと由来 この木は、下のほうの太い幹は枯れていて防腐剤処理が施されています。 藤原秀衡の血をひく泉家の庭に2本あったもので、祖先が奥州から 持ってきたものと伝えられてます。

御仏供杉(おぼけすぎ)

推定樹齢約670年  日本の天然記念物 石川県の御仏供杉スギ科のスギ 御仏供杉の言われと由来 この木は 言い伝えによると、吉野谷に祗陀寺という寺を開いた大智という禅僧が植えたものです。 「仏法が盛んになればこの木も生い茂るだろう」 と言って杖にしていた杉の枝を地面にさしたものがこの木に成長したと言われてます。

太田の大トチノキ

推定樹齢約1300年  日本の指定天然記念物 石川県の太田の大トチノキ太田の大トチノキの言われと由来 トチノキとしては、この木が日本で最大の巨木です。 根元に人が約20人くらい入れるほどの空洞があるのも特徴です。

小牧(おまき)のスダジイ

推定樹齢約700年  石川県七尾市中島町指定の天然記念物 小牧のスダジイ小牧のスダジイの言われと由来 この木は小牧白山神社の境内にたたずんでます。 スダジイとしては石川県では一番大きく、全国では8番目の巨木として認識されています。(環境庁の1991年の調査報告)

鹿島路のタブ

推定樹齢約650年  石川県羽咋市の指定天然記念物 鹿島路のタブタブノキ 鹿島路のタブの言われと由来 この木は地上1メートル付近で6本に分かれています。 かつては森の木と呼ばれるほどの樹勢でしたが、現在は弱った枝を整理したり手入れをしたために寂しくなってます。

笥笠中宮神社のトチ

推定樹齢400年  石川県の村の指定天然記念物  笥笠中宮神社のトチ トチノキ 笥笠中宮神社のトチの言われと由来 この木は笥笠中宮神社の境内にたたずんでます。 他に、サワグルミやカツラの巨木も境内にあります。

栢野(かやの)大杉

推定樹齢約2300年  日本の天然記念物 石川県の栢野大杉スギ 栢野(かやの)大杉の言われと由来 「天覧の大杉」とも言われ、昭和22年に天皇陛下も訪れた木です。 養老元年(717)に泰澄大師白山で修行していたときに白山神のお告げを受けたのを期に、この地に妙理観世音大菩薩を祀り、大杉は100本に値するとして栢野(かやの) 寺と名付けたといわれています。

高照寺の倒さ杉

推定樹齢400年  石川県の天然記念物 高照寺の倒さ杉スギ科のスギ 高照寺の倒さ杉の言われと由来 高照寺は中世の頃に霊場として栄えた寺です。 この木は若狭の八百比丘尼(はっぴゃくびくに)が訪れたときに昼食用の杉箸を逆さにさしたものが育ったとの伝説が残されています。

明日(あけび)の大桜

推定樹齢 約400年 富山県の明日の大桜バラ科のエドヒガン 明日の大桜の言われと由来 この木の開花後の見ごろは毎年だいたい4月中旬くらいです。 秀運大和尚という法福寺中興の祖と言われた人物が植えたと言われてます。

入谷(いりたん)のミズナラ

推定樹齢約450年 富山県の入谷のミズナラ 入谷のミズナラの言われと由来 この木は地中から不動明王像が見つかったために祠に安置する際に植えられたものとして伝えられています。

今山田の大カツラ

推定樹齢約700年  富山県の今山田の大カツラ カツラ科のカツラ 今山田の大カツラの言われと由来 その樹形から千本カツラとも呼ばれています。 この木は墓標として植えられたものと伝えられているのですが 理由はまちまち・・ 後醍醐天皇の皇子宗良親王がこの地で亡くなったので供養で植えられたものとか、蓮如に教化されこの地に移り住んだ落武者たちの墓標とも言われています。