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東北地方の古木

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東北地方の古木特集 木々たちの放つ素敵な雰囲気も伝わればいいな。。。 植物からは元気になるマイナスイオンが出ています。 あなたの街にもたたずんでいるはず・・・  人間と同じように…
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2021年4月の記事一覧

草井沢利助の大モミ

推定樹齢約300年以上 岩手県和賀郡西和賀町の天然記念物 草井沢利助の大モミ 草井沢利助の大モミの言われと由来 雪が多く降る土地には珍しい巨木と言われています。 昔の人は長い道のりを歩く機会が多かったため、良い目印として使われていたそうです。

奇跡の一本松

岩手県の奇跡の一本松 別名:「希望の松」「希望の一本松」「ど根性松」 2012年9月12日 伐採 奇跡の一本松 2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)で、 高田松原は10メートルを超える大津波に呑み込まれ、ほぼ全ての松がなぎ倒され壊滅した中で唯一倒れずに生き残った松。 震災直後から、復興のシンボルとして捉えられました。 東日本大震災の復興費用に充てる「個人向け復興応援国債」の購入者に対して贈呈する記念貨幣のうち、第3次発行分の一万円金貨3

薄衣の笠松

推定樹齢600年 岩手県の薄衣の笠松 薄衣(うすぎぬ)の笠松の言われと由来 この木は3本寄り添って立っており、とくに右側の一本が大きいです。 そして、この木は見越しの松とも呼ばれています。 その由来は藩政時代に藩主がこの木のそばを通った時にこの笠松を気に入り、青葉城に移植するように命じたところ、家老の進言で移植が難しいことを進言され、取り下げになったところから付いたそうです。

市野々の大クリ

推定樹齢650年 岩手県九戸郡軽米町の天然記念物 市野々の大クリ 市野々の大クリの言われと由来 全体的に回復手当てを受けている木ですが、地元では「てんぐさま」と呼ばれ、崇拝されているご神木です。

北金ヶ沢(きたかねヶさわ)のイチョウ

推定樹齢1000年 日本の天然記念物 青森県の北金ヶ沢のイチョウ イチョウの雄株 北金ヶ沢のイチョウの言われと由来 昔は母乳不足の女性の信仰があった様子で、そこから地元では垂乳根(たらちね)のイチョウと呼ばれています。 また、この地は安倍比羅夫が建てた神社跡地でもあり、このイチョウはその時に植えられたものではないかと言われています。 ロマンを感じます😊

鍛冶屋の一本松

推定樹齢 500年 青森県の鍛冶屋の一本松 クロマツ 鍛冶屋の一本松の言われと由来 蟹田小学校の前にたたずんでいる樹です。 まわりの低地が潟とされていた昔のこと千石船がこの松にとも綱をとったといわれていました。 防風林か街道並木の生き残りだとも言われています。

大銀南木(おおいちょう)

推定樹齢約700年 青森県の大銀南木 雄株のイチョウ 大銀南木の言われと由来 北上時頼に認められた臨済宗の法身(ほうしん)国師が手植えをしたと伝えられている木です。 古くから「子安のイチョウ」の名前でも有名な樹でもあります。