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古木図鑑

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静物が好きです。 古木・巨木の醸し出す雰囲気にウットリ 好きすぎて、全国の御神木たちを絵にしました🌲 心を込めて ʚɞ❦♡დほ̽ん̽の̽り̽𝕙𝕒𝕡𝕡𝕪の̽お̽す̽そ̽わ̽け̽დ♡❦ʚɞ
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#自然

安和の大ナギ

推定樹齢は約500年 高知県の天然記念物 安和の大ナギ 安和の大ナギの言われと由来 この木は大師堂の境内にたたずんでます。 古谷タエという人物が旅先でもらい植えたものが成長したと言われてます。

新玉様のモミ

推定樹齢約900年 高知県の新玉様のモミ 新玉様のモミの言われと由来 この木には源氏の追っ手を逃れてこの地に住みついた平家一門の 新玉玄武と行武、そして丹後の3兄弟が祀られていて その中の丹後は弓の名人で村人を次々に襲っていた魔神を退治した という伝説も残されています。 モミとしては日本で一番の巨木と言われてます。

高野川神社のオガタマノキ

推定樹齢200年以上 愛媛県の天然記念物 高野川神社のオガタマノキ 高野川神社のオガタマノキの言われと由来 この木は高野川神社の境内にたたずんでます。 オガタマノキは招霊の木の訛化と言われていて、木の風格や花の香りも 神々しく意図的に御神木として植えられたと言われてます。

大杉神社の杉

推定樹齢約1200年  三重県の天然記念物 大杉神社の杉 大杉神社の杉の言われと由来 この木は杉の巨木としては三重県で最大です。 昔から大漁と海上安全の御神木として地元の人々の信仰を集めてます。

坂下の十二本ヒノキ

推定樹齢約500年 岐阜県の指定天然記念物 坂下の十二本ヒノキ ヒノキ科のヒノキ 坂下(さこれ)の十二本ヒノキの言われと由来 この木は1本の幹から途中で12本の幹に分かれている珍しい樹形です。 古くから御神木として崇められていて、地元では「おヒノキ様」とも呼ばれています。 このヒノキには小坂の坂下城の美しく賢いお姫様と都から来た若くてりりしい公卿との恋物語も伝えられています。

久津八幡宮(くづはちまんぐう)の夫婦杉

推定樹齢約1200年 日本の天然記念物  岐阜県の久津八幡宮の夫婦杉 久津八幡宮の夫婦杉の言われと由来 この木は久津八幡宮の御神木としても大切にされてます。 雌木には乳房状のコブがあり、昔から子授けの信仰があるそうです。

小長辿(こながたわ)の大トチ

推定樹齢600年 兵庫県の天然記念物  小長辿の大トチ トチノキ 小長辿の大トチの言われと由来 この木は観音山の森にたたずんでます。 雪崩が多い地域で、このトチノキは雪崩防止に役立っていたそうです。 神木としても崇拝されてて、この木の実を食べると崇ると言われ、拾うことは固く禁じられています。

口大屋(くちおおや)の大アベマキ

推定樹齢400年 日本の天然記念物  兵庫県の口大屋の大アベマキ ブナ科のアベマキ 口大屋の大アベマキの言われと由来 アベマキとして国の天然記念物に指定されている木はこの木だけです。 この木は江戸時代の頃に生野銀山のある幕府の代官所の領地と出石藩(いずしはん)の領地を境界を定める目印であったところで、当時はいざというときのためにこの木の根本にナタや鎌をさし見張っていたそうです。

柏原(かいばら)の大ケヤキ

推定樹齢約1000年 兵庫県の天然記念物  柏原の大ケヤキ ニレ科のケヤキ 柏原の大ケヤキの言われと由来 この木は木の根橋とも呼ばれてます。 根の1本が伸び、川をまたぎ長さ約10メートルの橋になっているユニークな形をしてます。 柏原八幡神社の参道として使われ、木の根橋のある奥村川は、織田信長の弟 信包(のぶかね)が開いた城下町時代に整備されたといわれてます。

君尾山(きみのおさん)のトチノキ

推定樹齢約1000年  京都府の指定天然記念物 君尾山のトチノキ君尾山のトチノキの言われと由来 この木トチノキとしては全国で3番目の巨樹と言われています。 明光寺のある君尾山の頂近くにたたずんでます。 明光寺は聖徳太子が建立したと伝えられているお寺です。

高照寺の倒さ杉

推定樹齢400年  石川県の天然記念物 高照寺の倒さ杉スギ科のスギ 高照寺の倒さ杉の言われと由来 高照寺は中世の頃に霊場として栄えた寺です。 この木は若狭の八百比丘尼(はっぴゃくびくに)が訪れたときに昼食用の杉箸を逆さにさしたものが育ったとの伝説が残されています。

小牧(おまき)のスダジイ

推定樹齢約700年  石川県七尾市中島町指定の天然記念物 小牧のスダジイ小牧のスダジイの言われと由来 この木は小牧白山神社の境内にたたずんでます。 スダジイとしては石川県では一番大きく、全国では8番目の巨木として認識されています。(環境庁の1991年の調査報告)

建長寺のビャクシン

推定樹齢750年  神奈川県鎌倉市の指定天然記念物 建長寺のビャクシンヒノキ科のイブキ 建長寺のビャクシンの言われと由来 この木は建長寺の境内にたたずんでます。 建長寺は、全域が国の名勝として指定されていて、ビャクシンは建長寺創建の頃に植えられたものであると伝えられてます。 鎌倉では一番の古木と言われています。 また、イブキとしては神奈川県では最大といわれ、この木を植えたのは建長寺を開山した宋の名僧蘭溪道隆と伝えられてます。

有馬のハルニレ

推定樹齢約350年  神奈川県の有馬のハルニレニレ科のハルニレ 有馬のハルニレの言われと由来 この木はハルニレとしては日本最大の巨樹と言われてます。 根元には大きな空洞があります。 地元では樹皮を煎じて飲むと安産になると伝えられていて、有馬のなんじゃもんじゃ名付けられ親しまれてきました。