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13- ウォーターメトロで、エルナクラム

今日は買い付けの用事があったので、早朝ヨガ→ 午前の料理研修 → が終わったタイミングで、エルナクラムに出かけた。

エルナクラムも、フォートコチと同じように船で海を渡るのだけど、いつものミニフェリーと違って、ウォーターメトロを使う。
(民間船や政府船もあるらしいけど、一度乗ってみたかったので今回はメトロにした。)

道路もあるのでタクシーやリキシャでも行けるけど、船のが安くて早くて便利です。さすがコーチン、水の都。

ウォーターメトロの駅は、
日本の電車の駅と殆ど同じシステム。

行き先・時間・乗り場は
電光掲示板に表示されていてわかりやすい。

カウンターでチケットを買うと、
メトロカードに行き先をチャージ?してくれる。

カードをゲートにピッとして入場したら
あとは船に乗るだけ。
(このカードは出口で回収される。)

船内も地下鉄の電車にそっくりで、
吊り革もある。(窓からの景色は海。)

古き良きコーチンで、
ウォーターメトロだけが近代的で変な感じ。

聞けば、まだ運航開始して1年ほどらしい。
そりゃー綺麗やわ。すごく便利。
(でも、あまり近代的にならないでほしくもある。)

エルナクラムまでの運賃は20ルピー(約35円)で、所要は10分ほど。


港に着いて、少し時間に余裕があったので、
ハイパーマーケットに寄ることにした。

リキシャを拾おうとすると、
バスのが早くて安いで!と言われた。

振り返ると、ちょうどバスがきたので飛び乗る。

エルナクラムを走る緑色のバス

本来はハイパーマーケット前にバス停はないみたいだけど、運転手にお願いして停まってもらった。

確か5ルピー(9円)ぐらい。安ー!
バスなのに爆速で飛ばすから、5分ぐらいで着いた。

ハイパーマーケットとは、
ちょっと大きめのスーパーマーケットのこと。

食材から調理器具から、
それなりのクオリティでいろいろ揃うので
時間がない人には便利な場所。

市場のほうが安くて好きだけど、
質のいい調理器具を手に入れたかったので
寄ってみた。英語表記も助かる。

オムツも発見

目当ての調理器具をいくつか吟味して購入◎

ハイパーマーケットを後にし、
仕入れ先の業者のところまではリキシャで向かった。

こちらも担当のおかげでかなり良い取引ができて、充実の買い付けになった。

アイテムはまた改めて、
オンラインサイトで紹介します♪

無事に買い付けが終わり、
帰りもウォーターメトロに乗る。

船の時間まで少しあったので、
コールドコーヒーを注文。

ここのはスムージータイプ(カフェモカ仕様)だった。暑かったからラッキー。

飲みながら一服してると、
おっさんに話しかけられる。

出身はどこ?
何日ケララにいるの?
次はどこに行くの?
日本にいつ帰るの?
結婚してるのか?

お決まりの質問に答えながら一服。

船がきたよ、と教えてくれる。
やっぱりケララは人が優しい。

帰りの船では、ケララの女子OLたちに囲まれ、やっぱり質問責めにされる。

日本のアニメ好きがいて、
「ウズマキナルトダッテバヨ!!」
とニコニコで言われてキュン死。笑

インド女子は本当に可愛い。
めっちゃ好き。

楽しい船旅を過ごさせてもらい、
夕方の料理研修へ。

マザーとも濃密な時間を過ごすうちに、
かなり絆が深くなっていた。

ちょっと心配症で、おせっかい。w
日本人並に綺麗好きで、部屋もキッチンもピカピカ。

料理も全てにこだわりがあって、
自然派素材の選び方や妥協しないコンセプト、
私とはよく気が合う。

娘のように扱ってくれるマザーと料理をしまくる日々が、凄くかけがえなく感じていた。

ケララは4度目なので、観光は全くしなかったけど、ローカルと暮らしながら、
過去一番の学び深い日々を送っている。

ヨガのアシュラムだけに滞在していた時には見られなかった景色、味、街の人との交流。ケララでの新しい過ごし方がとても有意義で新鮮だった。

アシュラムは、良くもわるくも特殊な空間。
神聖で有難い場所だけど、ヨガや瞑想だけにフォーカスするので、それ以外のインドを知らないまま終わってしまう場合もある。

そんなこんなで、ケララ料理研修も折り返し。

マラバールの海老ビリヤニ

マザーは、添加物や化学調味料、市販のマサラ(スパイスミックス)は一切使わない。

※インドのシェフでも、人によっては平気でアジ○モトを使う人もいる。

丁寧に、伝統的な作り方を守っているマザーとは価値観が似ていて、後半はもう阿吽の呼吸で調理ができるようになっていった。

次は娘ちゃんをキッチンで走り回らせていて良いから、もっと長く滞在しなさいと言ってくれた。是非、そうします。

マザーは膝や腰に不調があって、
見るとかなり骨盤が傾いていた。

何か良いヨガのポーズはないかと相談されたので、夜はマザーのためのヨガクラスをしてあげた。

今後も練習できるように、
ポーズをゆっくり解説してメモを渡した。

ヨガ、料理、ヨガ、料理、、


ひたすら勉強と練習ばかりしている。
けど、

ケララでの日々は平和で、
素朴で温かい気持ちでいっぱいだった。

ゴアからは、またvibesが変わる。

インドでは州が変わると、国が変わったぐらいにいろいろ違う。特に、人。

ケララは、南インドでも最高に穏やかで優しい人で溢れている。

インドで癒されたい人は、ぜひケララへgoですよ♪

▶︎to be continued...

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