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シェアハウスで同棲してみて10か月になった。

シェアハウスで彼と同棲をはじめて10か月になった。シェアハウスでの同棲というのはなかなかレアらしく、知人カップル氏に感想を聞かれることが多いので、後世の役に立てばと思いnoteにしたためておきます。

どうしてシェアハウスで同棲を始めたのか

金がなかったから!!!!!に尽きます。同棲を決心した当時、今の職場で働き始めたばかりでしかも低収入な私と、就職留年で就活中だった彼とでは、ふつうの物件を借りてやっていく力はありませんでした。

どうやって探したか

ひつじ不動産で探しました。他のシェアハウス情報サイトも見ましたが、「ひつじ不動産」がいちばんちゃんとしてる感あるなあと思い参考にしました。「男女の二人入居可」のところで、なおかつ設備が最低限整っていて、新宿もしくは渋谷にほど近く、安い所を探しました。いくつかの候補の中で彼と相談した上で決め、内見の申し込みをし、内見後にお申込み。2週間後にいくつかの鞄と共に入居しました。

マネーのはなし

今私たちが住んでいるのは、共益費込で70000円弱のところです。振り込みなので、私が彼から半分の35000円を受け取り、私の給料日に一緒に管理会社に振り込む形式にしていました。また、彼と10000円ずつ食費・雑費として捻出し、食材や調味料、それからシャンプーやティッシュなど、生活に必要な消耗品を買っていました。入居する際にデポジット+初月の家賃が必要で、デポジットは20000円程度だったかと思います。

ハウスのスペック

シャワールーム、トイレ、リビングキッチンは共用です。トイレットペーパーも管理会社が定期的に補充してくれます。キッチンも、洗剤やスポンジについては管理会社が補充してくれているようです。炊飯器・ドライヤー・掃除機・電子レンジ・トースター・テレビ・冷蔵庫も共用のがあります。で、それぞれの個室があります。個室は6畳くらいで、プラス収納が二間ほどあります。安い分、わりと古いシェアハウスです。

部屋にあるもの

部屋には小さ目の冷蔵庫とシングルベッドふたつ、テレビや照明、デスク、棚などが備え付けでありました。プラスして、暮らし始め2か月ぐらいの間に私が「もう共用の使いたくない!」となり、自分のお金でドライヤー、小さいrecolteのトースター、炊飯器を購入したので、それらは共用の物を使用しなくてもよくなりました。

生活していく上でのコツ

やはり狭いので、暮らしていくのにいろいろ工夫をしました。私が暮らしの中で得た知識は以下の通りです。

【6畳程度なら掃除機よりもコロコロやクイックルのほうが機動力が高い】【ハガキ類や荷物の不在票などは可愛いマスキングテープで壁に貼ると忘れないしジャマにならない】【吊るせるものは吊るす!空間収納をうまくやっていく】【お片付けは、きれいに片づけるよりもそのモノの定位置をきめる感じで雑にやったほうがモノが使いやすくてよい】【小掃除をこまめにやると結果的に楽】【調味料は中くらいのサイズのタブトラックスにひとまとめにすると捗る】

大変だったこと

結局は四六時中一緒にいるので、いくら好き同士といえども時には息が詰まるような時もありました。また、物件そのものが古いため、共用部分も古く、時にはネズミやゴキブリが発生して、北国出身の彼と私は非常に怯えました。同じハウスに友人が住んでいるため、たまに顔を合わせると立ち話ができて、そこはよかったです。ですが、そのほかの住人の方とはあまり交流がなく、キッチンで居合わせると気まずいこともありました…。

こういう人にはおすすめ

お金がないカップルが、最初に期間限定で同棲気分を味わうには、シェアハウス同棲はとてもいいと思います。合わなければ解消すればいいので。敷金礼金もないし、家具や家電を云々することもなく、らくちんです。なるべくきれい目で、他の入居者とも交流があるところのほうが、楽しくていいと思います。

これから

私たちのシェアハウス同棲もそろそろ終わりとなります。というのも、ふたりでちゃんと物件を探して、ふつうの同棲を始めるからです。この10か月で、私は節約を重ねて貯金をし、彼は就活をなんとかやり切って新入社員として働き始めました。まだまだ豊かとはいえない暮らしですが、今よりちょぴっと快適に暮らせるようにしよう、そうしようとなりました。今住んでいるところから数駅離れたすてきな町で、あらたな生活を始める準備をしています。

ふたりきりにならないほうがいい

とはいうものの、ふつうの同棲よりも、私の理想の生活があります。それは、一軒家で彼を含む数人の友人と暮らすことです。ふたりきりの世界は、甘美ですが孤独です。どんどん、相手が拡大された自己の一部であるように錯覚し、自動的につらくなります。ですので、積極的に、それぞれの友人を交えて遊んだり、またバラバラで遊ぶのがよいです。私と相手はまったく違う個であると、つねに思っていられるような生活が健康的でよいのではないかと思います。今度住む場所も、付近に何人か友人の家があるので、そこも魅力だなと思っています。思い思いに暮らしましょう(結論)。

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