創作の支度…のために捜索

タイトルからおっさん全開でお届けします(ヤメロ)。

さて、わたくし事ですが昨年会社をやめました。本当は会社で稼いだお金でやりたいことをやろうと息巻いてたのですが、入った途端に朝から深夜の時間拘束!やらなきゃいけないことがアホほどあって気がつくと会社で寝泊まりに近いこともちらほら…完全に社畜になっていつの間にかやりたいことをするためだったはずなのに真逆の状態。しかもですね…給与はギリギリの綱渡り状態でした。って、そんな愚痴を言いたいわけではないんですが、そんな状況になってやりたいことが頓挫しました。やりたいことって?

創作活動ですっっ!!

それまでは同人活動をやっていたのですが、何もしなくなってただ会社の歯車になっていなくては日々が進まなかった…のもありますが、何もできなかったです。創作活動って心がある程度自由じゃないと自分が納得できるいいものって作れないなぁと。いや、作りたいんです、作りたいんですが考えようとして思いつかないというか…こんなにボンクラだったかなぁと思うほど思い描けない。絵は荒んでるし、文字は走らないし、なんだか追い込まれた状態の変な時期がずーーっと続きました。一応あがいては見たんですがなんだか自分の中の怠惰に負けてしまうというか、言い訳をして日々の辛さから逃れるような思考しかできてなかったです。

いまこうやってポツンと置かれてみると、まず家の中が荒れています。全く片付けられすただモノを積んでしまってます。ゴミ…というかまぁ人に言わせればゴミですが、自分の中のなにかしがみついてる部分がそこかしこにあります。いやはや、何度見てもこれゴミだろうと思うんですがどこかもったいないと思う自分が捨てさせないんですよね(ハイ言い訳です)。

そんな山となっているモノを整理しながら『ああ、これは…ああこっちは…』なんて言い訳しながらいろいろ整理しています。散らかっている部屋は自分の心と同じ、部屋を片付けていると少しずつ心が解けていく気がしますね。そして最近noteに短編小説をアップしたりしたんですが、それも実はこんな部屋の中から発掘されたひとつでした。

すげー数(笑)
本当なら過去に捨ててきたはずのネタたち。もう忘れていたはずのものを見ていたら甦る甦る!『そう、これこういう考え方してたんだよな、これはうぅわわわ!稚拙!』とかいろいろなものがよみがえってきました。

改めてこういうプロットとか書いて取っておいてよかったと思うことは、年齢重ねたしトレンドも時代も変わったのに個々にある情熱は変わらないんですよね。このまるで初心に還ったような気持ちをいま自分が持っていること、まだ自分が死んでないんだなって思えたのが嬉しかったです。
そんな中で少し細部を直したらすぐに出せそうなものが先日アップした「花」っていう短編です。あれももう10年某前に書いていたもので、10年くらい前に手書きだったものを文字起こしして、それをプリントアウトしたものが出てきたわけです。そこからテキストファイルを入れてあるであろうHDD引っ張り出して接続すると…あるわあるわメモっぽいテキストが7~8万ファイルくらいありました(;´∀`)
スキャンした画像も結構あって、なんだかあの頃の創作したい気持ちがふつふつと溢れてくるわけです。

よく作家さんは「どれだけ書いた原稿を捨ててきたかが作家の肝だ」的な、本当に厳選したネタのみを世に出せっていうのありますが、そこはそれ、今目の前でまだ種の状態のものにもう少し魂込めてみてからでもいいかななんて思ってます。試作品まで作ってから販売会議に掛けるみたいなもんですかね。

画像としてはアップしてませんが、15年くらい前に書きかけていた「ガンボーイ(仮)」っていう小説を過去の自分から今の自分に手渡して書き始めました。恐ろしくつたない文章を散々加筆修正して、プロットを修正して、考えてなかったところを埋めてく作業はなんだか久々感があって楽しいです。
とはいえまだ文庫本サイズでいっても半分も書けていないので、なんとか早いうちに書き上げてまたアップして行こうと思ってます。

実はなんか古くは中学生時代に書いてたようなのもあって、どんだけ未練あるんだって思いもしてますが、まぁ自分の中だけで補完して、そこから昇華していければいいかななんて思ってます。
しっかし、当時何に影響されたのかモロわかりするようなのとかもあって赤面ものです(笑)。

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