【第二子不妊治療】最近の心境
みなさんこんにちは。
今日は、最近の不妊治療についての状況や心境をメモがてら、ここに共有したいと思います。
採卵4個、凍結胚1個
6月末に採卵をしました。中刺激法で久々の自己注射も。体の調子はそこまで悪くなかったと思います。
4個採卵して、結局凍結できるまで育った卵はそのうちひとつだけ。グレードも「病院独自のグレードで妊娠率40%ほど」と低めです。低めと言っても、通常グレードではまあまあな方だと思いますが。
料金は保険適用で約8万円でした。
プラス、毎回の通院や保険適用外の血液検査を含めると、11万円ほどでしょうか。
移植をしないとこれくらいのお金がかかるんだなぁとわかりました。
約8年前、20代の頃、いちばんはじめの採卵では、高刺激で21個の卵を採りました。(体外受精でひとつも受精せず終わりましたが…今思えば、そのときに救済措置をとってくれなかった病院を憎く思っています。転院してよかった)
また、20代の頃の低グレードの卵を捨てなければよかったなぁと今では思っています。
たしか二度目の採卵で12個くらい?とれて、そのうち3〜4個凍結することができました。
なので、凍結の成功率だけ見れば、1/4の確率というのは変わってなさそう。
AAの卵で娘が無事育ち出産。
ABの卵だけ残して、BCの卵は廃棄してしまったんですよね。
当時は、ABの卵で第二子妊娠できると思ってました。でも、ダメでした。
今では体への負担もあり、中刺激法が限度。
そのとき平気でも、のちのち体に影響が出る可能性もある。PMS/PMDDを経験している自分にはもう高刺激は無理だと思っています。
8年の歳月を身体で感じています。
様々なリスク
まず、子どもがもう1人増えれば、単純に教育費は倍になります。
おやつやおもちゃを買うとき、有料の遊び場に行くとき、「もう一人いたらこの倍かかるんだよな」と思うことも増えました。
凍結胚がひとつできたことで、それがよりリアルに、肌で感じられるようになりました。
また、現在35歳という節目の歳。
ここから、ダウン症の確率が上がっていくと言われています。
第一子で障害があれば、それは仕方ないと腹を括ってとことん付き合うことができる。
でも、第二子にもし障害があれば…
あるいは、娘以上に手がかかるタイプの子だったら…
私のキャパは間違いなくオーバーします。
娘にも、今まで通り接する余裕がなくなってしまうかも。
そこでもし、娘が小学生になって不登校にでもなったら…色々な面で首が回らなくなりそうです。
もちろん、その場になればなんとかなるかもしれません。シッターさんや義実家の力を借りてなんとかするかもしれません。
でも今より多方面で大変になるのは間違いない。
そして、親の年齢もネックです。
義父はすでに75で後期高齢者。義母も70になろうとしています。
私の実家も父が70母が65となかなか。しかしそもそも、私の実家は遠方ですし、両親ともまだまだ仕事をしているので頼れません。
70代の義父義母にそんなに頼っていいものか?義実家というだけでもただでさえ気を使うのに。
また、一番の頼みの綱である義母は、体調不良の人の相手があまり得意ではありません。
先日私が風邪で一週間寝込んでしまったので義母に頼ったのですが、、なかなかこうしてほしいという意図が伝わらず。
元気なときなら、とても良い方なのですが…
仕事を長時間しなければならなくなる
第二子が生まれれば、私はもっと仕事をして収入を上げなければなりません。
ただ、ベビーシッターという仕事は実地でしかできません。
保育園に預けたいけれども、うちは夫の収入が高くて保育料も高いです。そのため、保育料を上回るくらい稼ぐ必要があり、そうなると長い時間働かねばなりません。
すると、娘のケアは誰がすることになるのでしょうか。
娘は集団がそこまで得意ではないです。たとえば学童に預けたとしても、そこでストレスを抱えるはず。そしてそのケアも必要になる。
でもその余裕が、ロングスリーパーである私に残ってるとは思えない。
「夫の収入が高いならそれに頼ればいいじゃん!」「うちの世帯年収よりも低くて子どもが複数いる家庭はたくさんある」と思うかもしれません。
しかし、第二子がほしいのは主に私なのです。
夫は子ども一人分の教育費を蓄えてくれています。それに手をつけるとなると、娘の進路の幅が狭まることになると思います。
我が家の世帯年収的に奨学金は見込めません。
成績が良くて返済免除されたり、そもそも大学に行かないという展開もあるかもしれません。が、今5歳の段階では何もわかりません。
だからこそ、どう転んでもいいようにしておきたい。
現在、家でできる仕事も考えていたりします。
しかしそれもどうなるかわからない。
軌道に乗るかもしれないし、乗らないかもしれない。
これが軌道に乗って、家にいても収入がそれなりに入ってくるようなら、第二子は望めるかも。
外に出て働くなら、第二子が幼稚園に行って延長保育を使いながらという形になるかも。
つまり、妊娠〜入園までの5年間は家にいながら収入がないと厳しいんですよね。
働かずに節約しまくって…というのもアリですが、それはそれでストレスも溜まりそう。マックの新作が食べられるレベルでは散財したい。
上がり続ける税金と社会保障料
「はたらけど はたらけど猶(なお) わが生活(くらし) 楽にならざり ぢつと手を見る」という詩がありますが、2024年現在がまさにそんな感じだと思います。
働いても働いても手取りがあがらない。
色々な理由をつけて奪っていく。
現政権が続く限り、この辺は改善されないでしょう。
個人的には国民民主党の主張が分かりやすく国民に寄り添っていると感じるのですが…力が弱く、政権を取るのは難しいでしょう。
また、ここから今後は親の介護でお金が出ていく可能性があります。
とにかく、とにかく、お金がない。
生きていくことにお金がかかる。
子どもを産んでいる場合じゃない。
お金さえあれば
お金さえあれば、不妊治療を何度もして、成功するまで、あるいは納得するまでやったと思います。
いくら体に負担がかかろうとも、生殖の適齢期は戻らない。
頑張るなら今なんです。
でも、「今すぐ」手取りが増えないと、続けていくことは難しい。
お金さえあれば、たとえ二人目に障害があったとしても、頑張っていけたと思います。
今年のテーマは「節」
毎年年末に、翌年のテーマを漢字一字で決めています。
昨年末、ふと降りてきた漢字が「節」でした。
節約してお金をなるべく残して不妊治療に回す。
かけたいところにお金をかけて調節する。
節目の年にする。
そんな一年にしたいと。
いま振り返ると、私は2024年で勝負を決めるつもりでいるんだと思います。
いま一個あるグレードの低い凍結胚。
これをいつ戻すか。
戻した結果どうなるのか。
失敗したところで、また採卵するのか。
いまは宙ぶらりんです。
今後の人生設計や、お財布と相談しながら決めていきたいと思います。