「空間と作品」アーティゾン美術館
2024.8.--
今日は何も無いな……いや、積み残しの課題はあるんだが学校開いていないし……って時によくアーティゾン美術館に行く。何てったって学生無料。めちゃくちゃ太っ腹ですわ。もうね、気軽に行ってるもん。暑いからアーティゾン美術館行くか、ってくらい。「さらに装飾をひもとく」を一緒に見て回った友人にも紹介してやった。学生無料だからな。作品よりかは建築に対しての食いつきが良かった。その魅力も含めてのアーティゾン美術館だからな、気に入ってくれて何よりですわ。
さてさて、この振り返り分は一人で行った時のものを。友人と行ったときの記憶も少し混ぜるかも。写真の差し込みがいろいろと難しかったので、展示順になっていない。円空→ダイニングテーブル→座って見るサルタンバンク→和室再現→素敵なお部屋拝見→白で、6階が終わって、5階4階は石橋財団のコレクションを惜しげも無くたくさん出してくれている。所有者のくくりや、額縁についてとかで、またさらにテーマを設けて6階のインスタレーションだけじゃない濃ゆい展示になっている。
・えーっと、これは4階の額縁コーナーでの、さらに日本画に着目したところだな。表装も額縁の一種として。こういう表装の仕事を、本当に一瞬だったけど、していた。だから刷毛や丸包丁とかもある。さすがに倉又式噴霧器はもっていないけど...…描き表装って全面が絵画みたいな状態だから表装のみの交換もできないし、大変だなって思う。額縁や、表装部分があるおかげで取り回しが楽になる(そこそこ丈夫なもので絵画の端々が囲われている)っていうのは大事なことだな、なんて思う。手をかけて良い場所があるって、意外と重要だと思うんですよ。
・確か鰹は5階だったっけな。いい魚っぷりですわ。5階が持ち主と作品だったかな。作品を見るにあたってそんなに伝来とか気にしないかもしれないけど、知れば持ち主の思考もなぞることができて楽しそうではある。都現美の高橋龍太郎コレクションみたいな味わい方を、ちょっと体験できる。まぁ、三の丸尚蔵館なんかは、モロに皇室所蔵っていうものだからな。皇室の方々と同じ作品を見たいって気持ちで行ったことは無いけど、尚蔵館を出て皇居を散策しているときに、ふと「天皇と同じもの見たってことかな……」ってちょっと感動したのを思い出した。不敬かな。同じように味わった目線があるって思うと、何となく、時空を超えた友情みたいなのを感じる。
・これは、6階のか。後半の方の、素敵なお部屋コーナー。きっと作品はこんな風に飾ってみたり、眺めてみたりってのもアリだよねっていう。西美の「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」でも、普通の部屋の中に作品を置いているのもあったっけな。でも、その展示ではIKEAの部屋の中だった気がする。こっちは少し(というか、だいぶ)背伸びした調度品ではある。いい椅子だな!!!カーペットまでおしゃれだった。ショールームみたい。理想の部屋を並べて、良いでしょ、って、やるような。面白い取り合わせのセッティングではあるけれども、人間が使っていそうな気配とかはあんまり感じなかった。
・これも6階の。アーティゾン美術館のこの奥まった一室でやる展示がかなり好き。今回も期待を裏切らず、めちゃくちゃ好き。
おなかいっぱい。いや、長時間いたから空腹ではある。閉館時間になっちゃったから帰る。帰んなきゃな……
飽きっぽいのに、よく1か月も続いたな。
えらいぞ私。
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