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「カルロ・スカルパ/関谷正昭」イタリア文化会館

2024.9.--

学校の友達が、イタリア行ってカルロ・スカルパの建築見てきたって話を聞いた。良いなあ、良いもん、私も見に行くもん。ってことで、九段下あたりにあるイタリア文化会館へ。

どうやら日本文化に詳しいらしい。亡くなったのも仙台というから、なんというか、日本にご縁があった方だったんですね。

金屏風の前に居るスカルパ。
奥の聖堂部分の金と呼応してる気がする。
スカルパが撮った写真と、
手前白黒はスカルパの建築。
水の使い方や自然の景色の取り入れ方が
日本庭園や茶室のそれと近い感じがした。
こういう柱の一部分でも気を抜かないのね。
むしろ細部にこそ、ってぐらいなのかも。
ね。
全体の図面と細々としたスケッチ。
こういうエスキスもアリなんだな〜って。
やっぱり細部パーツはしっかりキメてる感じがする。
人間が生活する空間というよりかは、
細部のこだわりで気分を上げるというか、
どのような展示効果を狙うか、作品を置くかを
しっかり練っているような気がしないでもない。
イタリア文化会館自体も良い。

建物も、営業時間も含め、イタリアを感じて満足した。取り急ぎ。

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