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Tableau Serverサイト運営の投稿-07

  • 事業会社でTableau Serverのサイト管理者を担当しています。(Tableau Cloudでない、自前のTableau Server管理です。

  • Tableauの利用が広がっていくとオブジェクトがどんどん生成され、Disk使用量が増えます。Tableau Serverがクラウドの場合には費用増が可能であれば、Disk拡張もすぐに可能ですが、オンプレミスの場合はDisk増設には時間がかかります。常日頃から容量管理することは大事です。


Tableau Serverのオブジェクト容量管理

Tableau Server上のすべてオブジェクトをリスト化した上で、以下の項目がを管理しましょう。以下のような管理項目が必要です

管理項目


オブジェクト名
→ワークブック、データソース、フローの名称。
格納先プロジェクト
→これも重要です。格納先の検索は大変です。
オブジェクトサイズ
→特にサイズの大きいものは削除候補です。
作成日時
→オブジェクトの作成日時です。
最終アクセス日時
→オブジェクトの最終アクセス日時。
 後で作成日時と差分をとります。
所有者
→オブジェクトの所有者。

削除運用管理

最終アクセス日時と作成日時で差分をとって長期間アクセスしていない未利用オブジェクトをピックアップし、所有者には削除を促しましょう。もし削除できない場合は理由を教えてもらう必要があります。Diskについては有限なリソースで組織内で共用するものです。一部のユーザーが多くのリソースを使いすぎるのはよくありません。

削除運用の経常業務化

また、このDiskの容量管理は継続した経常業務としてサイクルを決めて実施する必要があります。Tableau Serverの管理情報の抽出について月次スケジュールなどを作った上で登録しておくと、毎月最新状態が見れるようになります。(実際に所有者が削除したかどうかを確認し、残念ながら何度促しても未利用オブジェクトが削除されない場合は、ライセンス種類をCreatorから変更するなどの運用を管理者権限で実施する旨も連絡しておくと効果的と思います。)

おことわり

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