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「夜のゾンビ遊園地からの脱出」に行きました。

枚方パークで開催された「夜のゾンビ遊園地からの脱出」に参加してきました。私がよく行く街歩き系の謎解きではなく、施設内で参加者が同時に始める大規模な謎解きです。もう何回も開催している人気企画みたいですが、閉園後の遊園地という場所の使い方がまず面白いと思いました。その日は完売という事で約1,000人が参加していたようです。参加者は大学生から30代くらいまでの若者が多いように思いました。それにしても1000人でやる謎解き、客席を眺めるだけでテンションが上がりました。

今回の物語や世界観を説明する寸劇の後、一斉に謎解きがスタート。謎解きは、園内を巡りながら解いていくシステムで、割とオーソドックスな作りになっていました。しかし、そこは流石スクラップ。謎のクオリティは高品質で、ひとつひとつ楽しめました。結構、サクサク進んでいるつもりでしたが、そんなことはなく、最後まで辿り着いてみると最後の方でした。皆、早い! 結果、いいところまで解けたと思っていたら、どんでん返しがありそれには全く気付かずで、クリアできずでした。会場の4分の1くらいの人は最後まで辿り着けたようでした。あれに気づくのかとちょっと驚愕です。このイベントには多くの謎解きファンが集っているのだなと実感しました。

体験した感想としては非常に面白いイベントでした。自分のペースで楽しむ街歩き系のイベントと違い、制限時間があるとドキドキ感が増して面白さも増します。会場内のスタッフも案内だけでなく、世界観を表現するための演出が施されており、まさに謎解きテーマパークとなっていました。

自分的にはもう少し時間が欲しいところでしたが、圧倒的に私より早く解けた人の方が多かったので、これくらいでちょうどなのだなと思いました。謎解きは、慣れた人とそうでない人とのスキルの差がかなりあるので、大規模なイベントを開催するにあたっては、かなりの調整が必要になるのだなと思いました。

また、普段行くことのない“ひらパー”に行けたのもプラスポイントでした。 しかしこれ、劇場でもできますよね。かなり昔の事ですが、3つのホールを使った大規模なミステリーイベントを作ったことがあるのですが、自分でも色々やったことを思い出しました。ホールだけでなく、ホール周辺の街中も絡めても面白くなりそうです。色々考えなければならないポイントはありますが、結構面白いイベントが作れそうな気がします。 

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