Ⅵ本を読んで思ったこと①サピエンス全史
今更ながら、サピエンス全史を上下巻読み切った。
上巻については、発売された頃に読んだものの、当時は上巻で挫折。
それから幾ばくの月日を経て、改めて上巻から下巻まで読んだ。
当時読んだときは『世界史の勉強復習してるみたいだなー』と思った程度だったけど、今改めて読むと、下巻では幸福度についても当時時点ですでに言及しているのかと改めて感服した。
今頭に引っかかていることは大きく3つ
①狩猟民族だった時代から、サピエンスは妄想、空想し、それには絶大な力があって、それをその時代ごとの宗教にコントロールされながら、今の時代につながってきた(そして今は自由主義という名の宗教が台頭している)
②空想は絶大な力を発揮したが、それと幸福度は残念ながらつながっていない
③AIも空想、想像ができるようになった
目標を立てよう、パーパスを作ろう、などなど未来に向かって立てようとしているもの全ては、空想であり、妄想であって、でもそれをしているのは、それそのものに絶大な力があると歴史が証明していると。
でも、絶大な力を発揮することと、幸せは必ずしも結びついていないこと。
そんなこんなしてたら、新しい別軸の進化(AI)が生まれようとしていることと、今を生きている日常のギャップ。
絶大な力を発揮するために未来を見ようとしていたのか?
幸せになろうと思って未来を見ようとしていたのか?
自由主義はコミュニティをバラバラにして、でもコミュニティに所属している方が幸福度は高まる傾向にあって。
頑張るかどうかも各個人に委ねられていて、必ずしも成長は幸せに繋がらないとしたら
うーん、やっぱり私は何を望んでいるのだろう?
と悩みが深くなりました。
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