見出し画像

HPEのサーバにProxmoxVEをインストールする

HPE ML30というサーバを購入して1ヶ月ほどUbuntu Serverをベアメタルで使ってましたが、勉強のためProxmoxVEで検証環境を構築します。(PrometheusとかJenkinsとかetc…)

おうちラボ Lv.1

作業端末
Ubuntu 22.04.3 LTS

インストール手順

下記のリンクからISOファイルをダウンロードします。
https://www.proxmox.com/en/downloads

ダウンロードが完了したら、USBメモリを作業端末に差し込みProxmoxのイメージを書き込みます。

$ sudo dmesg # USBメモリのデバイス名を確認

- Partitionの削除

$ sudo parted /dev/sdX
$ (parted) print
$ (parted) rm 4
$ (parted) rm 3
$ (parted) rm 2
$ (parted) rm 1

- フォーマット

$ sudo mkfs.vfat /dev/sdX

- isoイメージの書き込み

$ sudo dd if=./proxmox-ve_8.0-2.iso of=/dev/sdX bs=4M

書き込みが完了したら、USBメモリを取り外し、サーバの背面のUSBポートに差し込みます。

※このとき前面のUSBポートだと認識されませんでした。なんで?物理的には同じマザボに繋がってると思うんですけど。

サーバに電源を入れたらキーボードのF11キーでブートメニューに入り、先程作成したUSBメモリを選択します。

後はインストーラーに従ってインストールするだけです。

インストール後

インストールが完了してサーバを再起動したら、作業端末のWebブラウザからProxmoxの管理画面にアクセスします。
http://<サーバのIPアドレス>:8006

下記のような画面が出たらrootユーザでログインしてみましょう。

試しにLXCコンテナを起動してみます。

まず初めにプールを作成します。

次にCTテンプレートをダウンロードします。

最後に画面右上の"CTを作成"ボタンを押して必要な情報を入力したら完了です。パスワードログインは不要なので、今回は公開鍵のみ登録しています。

無事に作成されました。
コンテナへのアクセスは画面右上のターミナルから接続してもよいですし、SSHで接続してもよいでしょう。

試しにネットワークタブでIPv4の設定をし、作業端末からアクセスしてみます。

192.168.0.101/24に設定

Pingの応答があります。

❯ ping 192.168.0.101
PING 192.168.0.101 (192.168.0.101) 56(84) bytes of data.
64 bytes from 192.168.0.101: icmp_seq=1 ttl=63 time=18.3 ms
64 bytes from 192.168.0.101: icmp_seq=2 ttl=63 time=0.413 ms
64 bytes from 192.168.0.101: icmp_seq=3 ttl=63 time=0.403 ms
^C
--- 192.168.0.101 ping statistics ---
3 packets transmitted, 3 received, 0% packet loss, time 2036ms
rtt min/avg/max/mdev = 0.403/6.377/18.316/8.441 ms

先程登録した公開鍵を使ってSSH接続もためします。

❯ ssh -i .ssh/id_ed25519 root@192.168.0.101

~~中略~~

Welcome to Ubuntu 23.04 (GNU/Linux 6.2.16-3-pve x86_64)

 * Documentation:  https://help.ubuntu.com
 * Management:     https://landscape.canonical.com
 * Support:        https://ubuntu.com/advantage

The programs included with the Ubuntu system are free software;
the exact distribution terms for each program are described in the
individual files in /usr/share/doc/*/copyright.

Ubuntu comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent permitted by
applicable law.

root@pve:~#

無事に接続できました。

これでProxmoxVEを完全に理解したことになるので、検証に役立てていきたいとおもいます(適当)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?