うつ病になったときのこと182

事務所に入るとまず、上司の席に挨拶にいきました。

久しぶりの職場、緊張しないわけがありません。私はすでに背中に汗をかいていました。

おう、おはようさん
体調はどうだい？
９時になったら臨床心理士さんとの面談があるから席に座ってゆっくりしてよ

と言われました。

私は、通勤ですでに疲れました、と本音を返すと上司は

そうだよなあ、俺もすでに疲れてるよ

と笑いました。

私の配属された課には５つの班があります。

私は課長に挨拶をしたあと、各班長に挨拶をしにいきました。

課長からは気張らずにやればいいよ、と一言お声がけいただきました。

班長のみならず各班員にも知った顔が多く、みないつもどおり挨拶をしてくれました。

挨拶をしている間に、臨床心理士との面談の時間が近づいたので私は上司に申告し、以前面談を受けた部屋へ向かいました。

とりあえず緊張から一時的に解放されました。

つづく