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番外:新しい生活様式は定着したのか

コロナウィルス感染者が急激に減少し、世の中は少しずつ以前の生活を取り戻しつつあるかのように感じます。

朝の通勤電車の混雑具合や飲食店の明かりが夜に煌々と灯っている等、ビフォアーコロナと同じ姿が見られるようになりました。

しかし、マスク着用や手洗い・消毒等のコロナウィルス感染対策は継続されています。
コロナウィルスに対する治療薬が開発されるまでは仕方のないことなのでしょう。

人間とはもともと安きに流れる性質の動物です。
日本の緊急事態宣言では法的拘束力が弱く、ほとんどがお願いベースです。
ここまで我慢できたことは十分すぎるほどだと思いました。

翻って海外を俯瞰するとイギリスでは感染者が増加傾向にあるという報道がされています。コロナウィルスの変異株の感染力の強さを再認識させられる事態となっています。

コロナ感染対策に関する考え方は国民性と国家施策によるものが大きいのでしょう。

民主主義国家よりも独裁国家(共産主義国家含む)のほうが感染に対するコントロールが行いやすいのは現時点では自明です(国家が公表している数値が正しいかどうかは別として)。

そのような中で日本においても第6波の恐怖とインフルエンザ感染増加予報も相まって、新しい生活様式の意識と行動は継続されています。

個人的には新しい生活様式が社会構造を大きく変えたことは間違いないと考えます。

しかし、今まで行われていた多くのリアル交流はオンラインに取って代わり世帯単位の孤立化が加速されているのではないでしょうか。

衆議院選挙が近い今、国民の代表たる政治家となる方には耳障りの良い言葉だけではなく、社会の不都合なことに目を背けず自分自身の言葉で語り、実行することを期待したいと思います。

新しい生活様式という言葉の裏に隠れている真の問題は何かを引き続き分析する必要があるのではないかと考えます。

※本文はあくまで個人的な意見であり、考え方は人それぞれだと思います。こんなアホな考え方もあるんだなと受け止めていただけると幸いです。

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