あんスタに今更ハマった話

タイトルのままなのだが今更、本当に今更あんさんぶるスターズにハマった話をしよう。もう長いコンテンツなので、アニメから入ってくる様なオタクは貴重かもしれないと思い、私がこの沼に浸かった経緯を残しておくことにした。

 やったことない人、昔やっていた人は餌が豊富になった今自分の好きな所から齧ってみて欲しい。プロデューサーさんは新規を沼に落とす参考にでもしてくれ。あと筆者は見ての通りド新規なので知識も曖昧だし違えよ!ってことも沢山あると思うが大目に見てくれる方だけ先にどうぞ。

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正確には配信開始の頃に一度アプリインストールはしていたのだが、顔と名前が一致するか危ういぐらいの段階で脱落してしまった。なんといってもタップのダルさ。あと、これといった推しが見つからなかった。

んで、それ以降は「既に出来上がってるジャンルに入ってくのめんどいな〜」と、勧められても足を踏み入れないまま今年の夏まで来た。

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それが1ヶ月前に「絶対好きにさせる自信があるから」と懇願されて再インストール。多分アニメを見せたかったんだと思う。これがその時のミリしら。(テンプレお借りしてます) 身内が日々樹担finePなこともあって話だけは若干聞いてたので、追加キャラの知識が偏って存在しているのがよく分かる。Edenはほんとにごめん。シャイニング渡部はどっから出てきたんだ…。

全開放されていたメインストをちまちま読みながららび無人ライブに涙し、推せそうなのは千秋か英智、大穴で羽風かなぁなんて思いながらぽちぽち。この時点ではまだ全然ハマれる気はしてなかった。まあ今考えると当然である、後に私を沼に突き落とす推しはメインストーリーには「登場しない」のだから。

【STEP1 曲を聴く】

 転機が訪れたのはとある夏の日のこと。本ジャンルである某劇団員育成ゲームのイベントアフターでカラオケに行ったら、フォロワーがあんすの曲を歌い始めた。当時私が知っていたのは家でよく流れていた«Amazingなshowtime♪»だけがやたら頭に残るアレだけだったので、後学のためにも大人しく聞くことに。

 最初に出てきたのは紅月の「百花繚乱、紅月夜」。和風はオタクが大好きなモチーフ(偏見)な上にコールがテンション上がる感じでめっちゃ良かった。なんとも初心者の気を引く良いチョイスだと思う。参考にしてくれ。実際私も帰ったら曲を買おうと思った。

 次の曲はまず画面に出た曲名が一発で読めなかった。イントロからやたらと荘厳で、厨二病を永遠に拗らせたオタクの耳と心にクリティカルヒット。これほんとにアイドル育成ゲームの曲か?あんすのオタクはお察しだと思うがこの時のフォロワーの選曲こそが「聖少年遊戯」だった。ふんふん、Valkyrieか…確かCV高橋○樹さんの子がいるとこだな。曲調めっちゃ好きだ〜!

結局家に帰ってからフォロワー達にあんすのオススメ曲を募り10曲程購入したのだが、聖少年遊戯を聞いて歌い方の癖の強さに爆笑した。いや、ヤバくない!?笑 

それはさておき、まだキャラのことを浅〜くしか知らない段階で視聴動画を見て耳に残った曲を書き残しとく。キャラとかイベントのことを知ったらどの曲もサイコーのあんさんぶるだけど知らない人に聞かせるならって激選チョイス。

○Melody in the Dark (UNDEAD)…コールが最強に楽しい。最初期はWe're UNDEAD!だけ連呼してた。

○百花繚乱、紅月夜(紅月)…みんな好きでしょ和ロック。これもサビが耳に残る。紅月はどれも分かりやすくて良い。

○天下無敵☆メテオレンジャー!(流星隊)…頭に残るといえばこれ。名乗りの方と迷った。ズレるけど忍くんのソロも強烈だと思う。

○聖少年遊戯(旧Valkyrie)…実体験。これは旧だけど、ヴァは強烈に尾を引く曲が多い。魅惑劇とか今宵月の館にてとか。

○Trap For You(Eve)…2人を全く知らない段階で好きだった。中毒性がやばい。

キリが無くなっちゃうからこのくらいで。興味ない人にアプリ入れて〜アニメ見て〜って言っても動く可能性は低いけどカラオケで自分が歌っちゃえば聞いてくれるから…とっかかりにでも。

【STEP2 アニメを見る】

曲を聞いたことで少し興味が出てきた私はメインストを読了し、例の身内の端末でイベストを古い順に読み進めていた。そんなある日曜日、私は身内に誘われてついにアニメをリアタイすることにする。

それは8月11日のことだった。あろう事か初見にしてその日は、第6話「マリオネット〜後編〜」の放送日だったのだ。

あんな激重展開を初見で見せられたにも関わらず見終わったあとの感想はただ一つ「推しが決まった」であった。

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これは昔、私の理想(性癖)を言語化したツイートのスクショを引っ張ってきたものだ。ベースは生涯の推しである草津(※美男高校地球防衛部LOVEのキャラクター)なのだが、まあ言わんとすることはわかるであろう。6話に低血糖からのお姫様抱っこシーンがなければ、そもそも幼馴染が登場しなければ、そもそも彼がタレ目や色黒であったら未来は変わっていたかもしれない。唯一短髪だけは元々の好みではなかったのだが、もう既にそんなことはどうでもよくなっていた。

その後は早かった。ものすごい勢いでイベストを読み、読み終わった所から録画されていたアニメを繰り返し見る。アニメは散り散りになったストーリーが時系列を踏まえて再構成されていて、初心者にも分かりやすくて助かった。とっかかりはヴァだったものの気がつけばあんスタというコンテンツの虜になっている自分がいる。なんといってもストーリーに散りばめられた一人一人の思いがリアルで(特に完全な善人がいないという点)それでいて誰も間違ってはいない。メインストーリーでは勧善懲悪の構図を描いていながらトリスタの革命すらも歴史の繰り返しであったり、とにかく深かった。設定がきちんと練られている程好みのオタクにとっては格好のコンテンツだったのである。

一週間後にはアニメイトに行きValkyrieの特典版?アルバムを手に入れて、直筆コメントに発狂しオーディオコメンタリー?に涙した。イベストを読んでから聞くと2人のオススメの選曲がたまらないのだ。癖の半端ない歌い方も時期によって、曲によって違うことに気がつく。あまりにも芸が細かい、声優さんを本当に尊敬した。芸術…全てが芸術だった。

次に手に入れたのは鈍器と名高い設定資料集2冊。第一弾の方は店頭在庫がなくて手間取ったが、たまたまBOOK・OFFにあるのを発見して持ち帰った。本を買って「持ち手が破れやすくなっておりますのでお気をつけください」と言われたのは人生で初めてだった。筋トレである。

そして追い打ちをかけるように幸運にも、身内がスタライを当て同行できることになった。初めはCGでしょ?と甘く見ていた私も、過去の映像を見て「これはまずいぞ…アイドル存在するじゃん…」と認識を改めることになる。慌ててTSUTAYAに駆け込み、全ユニットのアルバムを借りる。好きな曲がごまんと増えた。うさぎになっちゃうんだぜ〜🐰かわいい。脳死。

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随分と長くなったが、私が1ヶ月でさほど興味が無いところからあんスタにどっぷり浸かった経緯はこんなところである。はじめに曲、その次にアニメ。コンテンツが肌に合って、まんまと気になるキャラやユニットが見つかればあとは勝手に転げ落ちると思う。というかゲームから入ると私みたいに推しが出てこないうちに脱落する可能性があるんだよ!!!本当に今考えると勿体なかった。

復刻をやれば収支プラスで過去ストが読めるし、いかんせんご長寿コンテンツなので調べれば餌はそこらじゅうに落ちている。公式外だとpixiv百科には大変お世話になったなぁ。あと抵抗がなければMMDなんかも「この子気になるな」のきっかけになった記憶がある。お試しあれ。

あんスタは比較的新参に優しいコンテンツ(体感)だけれど、ハマるなら/ハメるならアニメがやってるかつ新章前の今だ!と思った故の雑記でした。良いあんスタライフを〜🤟