見出し画像

アマージョexの構築/立ち回り【全文無料】

自己紹介

しそちゃ(@siso_card)と申します。シティリーグでアマージョexを握って4-1のオポ落ち9位でした。俺は弱いですがデッキは結構いい出来だったのでnoteを執筆します。初noteになりますので拙い表現・足りない説明等あるとは思いますが最後まで見てくれると嬉しいです。
アマージョexは最初こそ動かすのが難しいですが、慣れればプレイングで魅せる部分に楽しさを感じられるデッキになります。
前置きが長い人間は嫌われるので早速本題に入ります。


1.アマージョexの強さ

アマージョの強いポイントは主に4つです。
・カイ1枚から建てられる安定性
・エネコストの軽さ
・HPを強制的に30にする技『アイシクルソール』
・中打点+回復も行える技『トロピカルキック』
・安い(80円)

2進化ポケモンの中でも建てやすく、そして面白い性能をしています。特に『アイシクルソール』は強力で、リザードンexなどのHP300越えのポケモンにも大きなダメージを与えることができます。

また、『アイシクルソール』に隠れていますが、『トロピカルキック』もなかなかに強力で、180打点でロストギミック(キュワワーやウッウなど)やビーダルなどの非ルールポケモンを倒しつつ、HP30回復で1ターン延命などもできます。

このポケモンを使うにあたって一番最初に当たる壁は『アイシクルソール』と『トロピカルキック』のどちらを打つのかというところになると個人的には思っています。

ただ闇雲に『アイシクルソール』を打つだけは勝てませんし、『トロピカルキック』を打つだけではアマージョexの良さが消えてしまいます。(『トロピカルキック』連打しないと勝てないデッキもあります。)

あと、鋼弱点である点も現環境においては優秀です。現在の鋼の環境デッキは「サーフゴー」、「オリジンディアルガ」、「鋼ロスト」程度でそれらのデッキもTier3にいるかいないかのランクなので弱点突かれて不利になることが少ないです。ただし、今後、環境の変化や私の知らない強い鋼デッキがあるかもしれないので、場合によっては欠点になるかもしれません。ちなみに草タイプで最後に環境にいたデッキは)ry

さて、ざっくりとアマージョexの強さについて触れましたが、次はアマージョexデッキに共通した動きの解説をします。

2.アマージョexデッキに共通した動き

アマージョexの基本的な動き方は以下のようになります。

「アマカジ」を建てる

「カイ」を使って「ふしぎなあめ」と「アマージョex」を持ってきて進化する

『アイシクルソール』を使って相手ポケモンのHPを30にする。

何かしらの方法で残りHP30を削る(ヒスイウォーグルや毒ダメージ)

これがアマージョexを使う中で基本的な動きになると思います。下技『トロピカルキック』を使う場面に関しては後に紹介する各デッキ相手の動き方をご覧ください。

さて、HP30削る方法は色々考えられますが、今回は僕が思いつく限りのギミックと、それぞれの長所・短所をあげていこうと思います。

3.HP30を削るギミック

①かがやくヒスイオオニューラ+アラブルタケ

毒々しい

長所
・どんな相手も瞬時に強制気絶できる

短所
・要求値が高い。(かがやく枠+「ブーストエナジー古代」)
・ベンチ枠の圧迫
・「アラブルタケ」の逃げエネが重い

長所に比べて短所の方が多いですが、別に評価していないわけではありません。瞬間的に気絶させることができないということは、回復されないということです。
回復ギミックを持つサーナイト(月明かりの丘やクレセリア)やロスト(いれかえカート)には強く出られるでしょう。
ロスト相手は『トロピカルキック』で基本倒せるので正直変化ないです。

しかし、デッキに1枚しか入れられない「かがやくヒスイオオニューラ」やポケモンの道具である「ブーストエナジー古代」を引き込むのはなかなかに難しく、それを揃えたとしても、それだけでベンチ枠が2匹埋まっており、ドローソースとなるポケモンが置きにくい。さらに、「アラブルタケ」を呼び出されたら逃げエネ3が重く、何もできないことがあったり、「かがやくヒスイオオニューラ」や「アラブルタケ」が倒されるとギミック自体働かなくなる可能性があります。

強制気絶ならこっちのが強いと思ってる

②ミカルゲ

おんみょ〜ん

長所
・即起動できる
・トラッシュ利用するデッキの妨害札に使える

短所
・ダメカンを乗せる個数が相手依存である
・ジラーチで止まる

入賞デッキから知りました。たね・1エネ技という点で終盤に一気に仕留められるのは強みだと思います。また、序盤に出してもルギアやV-Union相手にはなかなか面倒な妨害を与えられるので、役割があるという点も優秀です。

しかし、相手のトラッシュ参照という点において、デッキによっては十分なダメカンをばら撒けなかったりします。また、現在最大母数のロストの対策札としてジラーチを入れるデッキも多いので、その煽りを受けてしまうのも厳しいところです。

こいつをメインに30乗せるのではなく、あくまでサブプランとしての運用がいいでしょう。

③ヒスイウォーグル

イケメン

長所
・確定で3個乗せられる
・ダメカンを乗せる範囲が広い
・エネコスパの良さ
・ジラーチで止まらない

短所
・進化ポケモン

アマージョexの相棒としてはこいつが一番強いです。エネ0技で、アマージョexが残した30を一気に取り切れるので、サイド6枚取りも夢じゃないです。また、最後の最後までサイドを取らずに詰めることができるので、「カウンターキャッチャー」や「ナンジャモ」といった逆転カードの採用が難なくできます。

ただし、進化ポケモンであるため、準備に1ターン必要であり、ミカルゲのような即効性がないのは少しネックです。

④エレキッド

可愛い

長所
・たねポケモン
・技エネ・逃げエネが0

短所
・マナフィ、テラスタルでベンチに狙撃できない

使ってみるとマジで強かったです。逃げエネ0なので、バトル場が倒れた時や「あなぬけのひも」でとりあえず出したりと身代わり性能が高いです。また、技エネも0ながら、どこでも30点飛ばせるので、後攻1ターン目にとりあえず打てる、アマージョexでHPを減らした相手をピンポイントで打ち抜ける点も強力です。

ただし、上の3つと違って30「ダメージ」なので、マナフィやテラスタルは少しきついです。こいつもミカルゲ同様サブプランとしての運用が良いです。

以上が30を乗せるギミックの解説になります。僕が知らないだけでまだまだ30点を乗せるギミックは多いと思うので、ぜひ皆さんの手で開拓してみてください。

さて、説明も粗方終えたので、いい加減デッキレシピに入ります。

4.現在使用しているデッキレシピ

カラフルでしょ

お待たせしました。これが今回、僕がシティリーグS1で使用したアマージョexのデッキレシピになります。冒頭でも話しましたが、このデッキで4-1、オポ落ちの9位でした。
 前述した通り、僕はアマージョex最強の相棒は「ヒスイウォーグル」だと思っているので今回はそちらで組みました。以下枚数含めた採用理由を簡単に綴っていきます。一枚ずつ解説していますが正直読み飛ばしてもらって大丈夫です。

アマージョex 3枚

このデッキの軸となるカードですが、3積みです。理由としては、カイ1枚で持って来れるため無理に枚数を入れる必要がないのと、3体以上立てることが基本ないからです。「すごいつりざお」も2枚入っているので、3枚で困ることは基本ないです。

アママイコ 1枚

新弾で追加されたわざマシン「デヴォリューション」対策になります。詳しい動きは後ほど説明しますが、ロスト相手には最速でアマージョexを立てて、裏でアママイコを経由してアマージョexを立てます。

アマカジ 4枚

俺より学校行ってる

説明不要。こいつを1ターン目に立てないとワンテンポ遅れて負けます。魂の4投。

エレキッド 1枚

「ヒスイウォーグル」のサブプランです。環境や好みによってはミカルゲに変えてもいいと思いますが、僕はエレキッド派です。
ちなみに、『くるいえぐる』を使った後の「トドロクツキ」をこいつで倒せるのも優秀です。(「ブーストエナジー古代」つきは除く)

ビッパ・ビーダル 2-2

いつもの

いつものドローソースです。このデッキマジで手札細くなるので大事です。とはいえ使える枠は多くないので2-2。

ネオラントV 1枚

サポートを持ってくる要因になります。ビッパのところで話した通り、このデッキは手札が細くなるのでサポートを引き込むことは非常に大切です。しかし、HP170と低く、サイドも2枚取られてしまうのでできれば置きたくありません。(特にミライドンデッキはごっつぁんされるので)
使う際は攻め時を間違えないようにしましょう。

ナマコブシ 1枚

アマージョexを建てるために「カイ」を4投しているのですが、アマージョexが育ち切ったら「カイ」のサーチ先がなくなってしまいます。そこでこいつ。こいつがいれば、役目を終えた「カイ」も「グッズサーチ+1ドロー」にできます。この1ドロー、試合によってはほぼ毎回打つことになります。

ワシボン-ヒスイウォーグル 2-2

詰めのメインギミックになります。一枚あればいいのですが、サイド落ちやボスなども考慮して2-2です。

ジラーチ マナフィ 1-1

ロスト対策セット

デッキレシピを見れば分かるとおり、HPの低いたねポケモンが多いため、ロストマインやげっこうしゅりけんの対策は必須です。必ず入れるべきです。

あなぬけのひも 2枚

入れ替え札。アマージョの技『アイシクルソール』はベンチにもダメカンを乗せられるので、バトル場を縛れる可能性があるので「ポケモンいれかえ」よりいいと思ってます。逃げエネ0のエレキッドとの相性も良いです。

すごいつりざお 2枚

ポケモンの種類が多い&エネルギーの枚数を極限まで減らしているので2投しています。2枚積みなのでハイパーボールのコストにポケモンやエネルギーを使いやすくなるのが個人的には良いと思ってました。

ハイパーボール 4枚

ビーダル、ウォーグル、ネオラントを持って来れます。特にビーダルとウォーグルは喉から手が出るほど欲しいので魂の4投。

ふしぎなあめ 3枚

アマージョexと同様の理由で3積み。ただし、アマージョexと異なり、トラッシュから回収できないので無闇にコストに使わないようにしましょう。

レベルボール 4枚

ネオラント以外のたねポケモンは全てHP90以下なのでネストではなくこちらを採用。(ネオラントをネストで持ってくることないですし)ナマコブシを手札に抱えられるので強引なドローで全てを解決することも可能。
アママイコを持って来られる点も優秀。魂の4投。

ロストスイーパー 1枚

『アイシクルソール』の後に貼られた「勇気のおまもり」や「ブーストエナジー古代」の除去に使います。主に終盤に使いましょう。序盤に使うと2枚目を張られてしまうかもしれないので。

エネルギー転送 1枚

エネルギーの枚数を極限まで減らしているため採用。「カイ」で持ってきてアマージョexの起動や逃げエネに使用するのが主な用途。最後の切り札みたいな使い方をするので、必要な時以外、特に序盤は使わないほうがいいです。

カウンターキャッチャー 2枚

狙いが「サイド6枚取り」であるため、結構な頻度で使えます。デッキ内のポケモンは基本的にベンチに技を打てるため、ビーダルを縛ったりセグレイブを前に出して妨害的な使い方ができるのが強いです。
また、このデッキはボスの指令を積んでいないので、こいつで全てを解決する必要があります。2枚は欲しいです。

パニックマスク 1枚

 

HPを30にする『アイシクルソール』と非常に相性がいいです。アマージョexにつけて攻撃を抑制することもできますが、ウォーグルにつけて守る使い方も結構します。ただし、防げるのは技のダメージだけなのでヤミラミの『ロストマイン』やトドロクツキの『くるいえぐる』、ギラティナVstarの『スターレクイエム』は防ぎきれないのでご注意を。
何枚も欲しいカードではありますが、道具サーチギミックの搭載が難しい点、デッキ枠が足りないなどの理由から1枚採用。1枚で困ったことはないですが、人によっては2枚積んでもいいと思います。

博士の研究 1枚

なんだかんだ言って7枚引く最強ドローカード。しかし、このデッキにおいてはトラッシュしたくないカードも多いので、できるだけ「カイ」、「ナンジャモ」を打ちたいです。しかし、そんなこと言っても手札事故はどうにもならないので、困ったらネオラントからこいつ持ってきて解決しましょう。
結構手札が薄くなるので、ただの7ドローとして使えることもあります。もう1枚採用してもいいかも。

カイ 4枚

このデッキの心臓とも言えます。基本的には「アマージョex」「ふしぎなあめ」を持ってくるのに使いますが、「カウンターキャッチャー」や「あなぬけのひも」、「エネルギー転送」などの解決札も持って来れるため、序盤、中盤、終盤、どこでも使います。でもおいら負けないよ
魂の4投

ナンジャモ 4枚

自分の手札交換と相手の手札妨害札。カードをトラッシュしたくないこのデッキにおいては「博士の研究」より優先したい札です。また、基本最後までサイドレースで負けているので、一方的なハンド操作ができ、終盤にはツツジのような使い方もできるのがポイントです。魂の4投。

頂きへの雪道 3枚

こいつがいないとサーナイトに抗えません。(あってもきついです)
自分のデッキではネオラントしか影響を受けないので、採用し得です。ミライドン、パオジアンに対して動き出しを遅くすることもできるので、この1枚でなんとかなるデッキも多いです。4枚入れたいですが枠の都合で3投です。

草エネルギー 7枚

(画像いらないでしょ)

アマージョexの技コストと全体の逃げエネ程度にしか使わないので極限まで枠を減らしてます。7枚あればアマージョex2体に2枚、ビーダルの逃げエネ2枚くらいは賄えます。また、つりざおを2枚積んでいるので、すごく不自由に感じたことはないです。

ただし、デッキの性質上、サイドに落ちたエネルギーには
干渉しにくいので、これ以上削ると事故ります。

差し替え候補について

このデッキにおいて入れたかったけど枠がなかったカード、調整段階で消えたカードを紹介します。

イキリンコex

最初のターンの動きが安定します。差し替えるなら「ネオラントV」でしょう。
しかし、レベルボールでサーチできない点、最初のターン以外腐ってしまう点、そもそも手札をトラッシュしたくないという点から今回は採用見送り。

ヒスイのヘビーボール

「カイ」で持って来れます。デッキの性質上、サイド落ちが厳しいため採用候補に。しかし、ギミックに必要なカードは複数枚入れている点、進化ポケモンは持ってこれない点などから男気の採用見送り。右手で全てを解決してください。(ワシボン2枚サイド落ちたら泣いていいよ)
入れ替え候補は「すごいつりざお」

以上が、デッキ内カードの解説です。ここまで読んでくれた方、お疲れ様でした。
でも残念ながらまだまだ続きます。次は、デッキごとの動きについての解説です。

5.各デッキに対する動きについて

デッキごとの動きを解説する前に、まずはこのデッキにおける有利・不利をはっきりさせておきましょう。型を変えれば有利不利も変わってくるのであくまで参考程度に見てください。

有利対面(普通に立ち回れれば勝てる)

・リザードンex(アルセ・ピジョット型、リファイン型)
・ミライドン
・ミュウ
・アルセウス〇〇系(アルギラやアルセウスヌメルゴン、アローラロコンなど)

5分対面(お互いの引き次第)

・パオジアン
・ルギア

微不利対面(相手の動き次第では勝てるが正面からだと難しい)

・トドロクツキ
・サーナイト

不利対面(無理、当たらないことを祈れ)

・ロストデッキ(ロスギラ、ロスリザ、ロストカイナ)

というように、ルール持ちがメインのデッキには基本有利に立ち回れますが、非ルールで殴るデッキや強制気絶持ちには厳しいです。

特に、ロストデッキに関しては組み込まれた全てがアマージョを殺しにきています。練習の段階から5.6戦こなしましたが、一度も勝つことができず、ほとんどが手も足もでない敗戦でした。シティリーグでの唯一の敗戦もロストリザードン相手であり、淡々とボコボコにされました。ぴえん。

とは言っても環境上位であるリザードンには比較的有利が取れるので、使う価値はあると思っています。

有利不利がある程度わかったところで、立ち回り解説に入ります。

リザードンexデッキへの立ち回り

弱点はつけない

「ルール持ち3体」か「ポッポ-ビーダル-ルール持ち2体」を取る

動きのポイント
・アマカジは2体立てる
・ルール持ちのポケモンには進化してから『アイシクルソール』を使う
・「リザードンex」に優先して『アイシクルソール』を使う
・ビーダルは前で縛るか倒して良い
・ワシボンは2体並べる
・「ピジョットex」と「アルセウス」が並んでいたら「ピジョットex」にダメカンを乗せる。

上から順番に解説していきます。

・アマカジを2体立てる
リザードンは最速先行2ターン目で殴ってきます。このデッキにおいて、アマージョが立たなかった場合は、基本負けるのでできる限り2体立てましょう。

・ルール持ちのポケモンには進化してから『アイシクルソール』を使う
これはリザードンに限らず全てのデッキに言えることです。せっかく『アイシクルソール』でHPを強制30にしても、進化されてしまったら残りHPは30を超えてしまい、無駄なターンを重ねたことになってしまいます。進化のないVポケモンやVstar、exを狙いましょう。

・「リザードンex」に優先して『アイシクルソール』を使う
リザードンex」は基本的に回復されず、「チェレンの気配り」などで戻されることもありません。(新弾で「フトゥーのシナリオ」が追加されましたが、飴進化のリザードンに打たれたのならアドです。)
また、基本的に「リザードンex」で殴るデッキにになるので、早い段階で「パニックマスク」圏内に入れることで、相手の攻撃を抑制することも可能です。

・ビーダルは前で縛るか倒して良い
アマージョexデッキはベンチ狙撃ができるため、前を縛ることができるのならそれが一番いいです。カウンターキャッチャーで積極的に前に出しましょう。

また、「サイド6枚取り」を狙うデッキですが、それだけに注力するのは危険です。ドローソースを削って有利を取れると判断したならば、取れるタイミングで撮ったほうが後の展開が楽になります。
特に、リザードンデッキに関しては、アマージョex以外のポケモンのHPは180以下なのでサイド4枚まではとっても問題ありません。(5枚以上とるとアマージョがワンパンされるので×)

同様の理由で、ポッポを取ることもありますが、ピジョットexになればサイド2枚分なのでワンテンポ早くゲームを取れる可能性もあります。

・ワシボンは2体並べる
リザードンは「ボスの指令」比較的軽く打つことができます(スターバースやマッハサーチによる引き込み、友達手帳の採用など)そのため、ワシボンは2体立てることを心がけましょう。場合によってはパニックマスクをつけるのもアリです。

・「ピジョットex」と「アルセウス」が並んでいたら「ピジョットex」にダメカンを乗せる。
主に「チェレンの気配り」対策になります。「ピジョットex」にダメカンを載せることで、回収されても「ふしぎなあめ」を要求でき、ワンチャンで「マッハサーチ」を封じることができます。

ミライドンexデッキへの立ち回り

「ルール持ち3体」を倒す

動きのポイント
・V、exにダメカンを乗せる(モココは基本無視)
・「ライチュウV」には優先的にダメカンを乗せる
・「勇気のおまもり」がついたダメカンの乗ってないポケモンに『アイシクルソール』
・『アイシクルソール』を打った後に「勇気のおまもり」を貼られても無視
・「勇気のおまもり」は最後に剥がす

・V、exにダメカンを乗せる(モココは基本無視)
V、exが多いミライドンデッキにおいて、ベンチのモココにダメカンを乗せるメリットはありません。ただし、場にエネルギーが少なく、前にモココがいる場合(「カウンターキャッチャー」などで引っ張り出した時)は倒しても大丈夫です。

ただし、場にエネルギーが多い場合(ベンチポケモンが育っている場合)は、モココで縛れる可能性もあるため、倒さない方が良いこともあります。特に「ライチュウV」が起動できてしまう場合は『アイシクルソール』を選択しましょう。

・「ライチュウV」には優先的にダメカンを乗せる
ミライドンデッキにおいて唯一アマージョexをワンパンできるのが「ライチュウV」です。「パニックマスク」の圏内に入れることでアマージョexを守ることができるので、見かけたらダメカンを乗せましょう。(基本ライチュウは終盤に出てきますが……)

・「勇気のおまもり」がついたダメカンの乗ってないポケモンに『アイシクルソール』
「勇気のおまもり」がついたポケモンはそれ以上HPが上がりません。『アイシクルソール』し得です。「ロストスイーパー」で好きなタイミングで気絶させることができるようになるのでおまもり持ちには優先的に打ちましょう。

・『アイシクルソール』を打った後に「勇気のおまもり」を貼られても無視
最後に「ロストスイーパー」で外すので問題ありません。「ロストスイーパー」がサイド落ちしており、他に打つポケモンがいない時は打ちましょう。

・「勇気のおまもり」は最後に剥がす
中盤、何も考えずに剥がしてしまうと、2枚目、3枚目のお守りを貼られてしまいます。詰めのタイミングで使いましょう。

(アルセウスデッキへの立ち回りは基本的にミライドンと変わりません。「チェレンの気配り」があるので、アルセウス以外のVstarがいるならそちらを狙いましょう)

ミュウデッキへの立ち回り

逃げるな卑怯者

「ゲノセクト」3体を取る

動きのポイント
・「ゲノセクトV」に『アイシクルソール』

「ミュウVmax」は『サイコジャンプ』で逃げられるため、ダメカンを乗せる意味があまりないです。「ゲノセクトV」を積極的に狙いましょう。

パオジアンデッキの立ち回り

「う〜ん」

いや、何が「う〜ん」といいますと。こいつ相手は無限の立ち回りがあって正直何が正解か自分でもよくわかってないです。一応動きの中で心がけていることだけはここで紹介します。

・「マナフィ」を建てる(一番大事)
・「パルキア」はVstarになるまで取らない(これもあってる)
・「セグレイブ」は取れるときにとる
・「パオジアンex」に『アイシクルソール』を打つ

パオジアンってデッキは「セグレイブ」を潰すことが大事なので、取れるタイミングで取るのが正解です。しかし、パオジアンって基本セビエを2面展開するので返しのターンでまた「セグレイブ」を建てられることが多いので、正直正解って感じはしてないです。
かといってパオジアンにダメカンを乗っけ「パニックマスク」をつけても2体目のパオジアンを出されてアマージョがワンパンで吹き飛びます。

ここまで聞くと「え?どの辺が5分なの?」って思う方も多いと思いますが、こちらもただやられるわけじゃないです。
2体目の「セグレイブ」や「パオジアンex」を建てられないこともありますし、「頂きへの雪道」を破られないで相手が技を打たないこともあります。

また、「アマージョex」のHP310が非常に優秀で、10の差でパオジアンにエネルギーを6枚要求できます。いくらエネ回収手段が豊富なパオジアンデッキといえど、6枚要求はハードルが高く、最終的にエネが足りなくなりLOを狙えるタイミングなどもありました。(結局殴って勝ちましたが)

パオジアン対面は本当にその場その場のプレイング次第です。アマージョをワンパンされて焦ることがあるかもしれませんが、その時、相手はめちゃくちゃ無理をしています。落ち着いて、盤面を整理し、盤面をとっていきましょう。

ただし、先2or後1の「マナフィ」だけは必ずおいてください。『げっこうしゅりけん』で全てを消し飛ばされます。

ルギアデッキへの立ち回り

「アーケオス」×2(カビゴンも可)とVポケモン2体をとる

動きのポイントに入る前に。正直アマージョでルギア対面は不利だと思っていますが、僕がアマージョを握ってルギアに負けたことないので間をとって「五分」としています。(雪道強過ぎるンゴ)
では、動きのポイントです。

動きのポイント
・「ルギアV」は進化してから取る
・「ネオラントV」には『アイシクルソール』を打たない
・「アーケオス」は優先してとる
・カビゴンに『アイシクルソール』は効かないので注意

一つ目のポイントは何度も説明しているので割愛
・「ネオラントV」には『アイシクルソール』を打たない
新弾で「大地の器」が登場したことにより、ルギアデッキに基本エネルギーを積むことが増えました。そのため、ネオラントの技『アクアリターン』でせっかくダメカンをのせたのに逃げられる……なんてことも屡々。ダメカンを乗せる相手がいない時に使いましょう。

・「アーケオス」は優先してとる
パオジアンデッキの「セグレイブ」同様、「アーケオス」もルギアデッキのメインエンジンです。しかし、「セグレイブ」と違ってこちらは最大2体しか立ちません。1体倒すだけでもエネ加速を制限できます。「カウンターキャッチャー」などを使い優先して取っていきましょう。

・「カビゴン」に『アイシクルソール』は効かないので注意
「カビゴン」の特性:へいきなしぼうは、『アイシクルソール』を無効化します。必ず『トロピカルキック』で倒しましょう。

トドロクツキデッキへの立ち回り

『アイシクルソール』をメインに戦う

動きのポイント
・育っているトドロクツキにはできるだけ触らない
・「イキリンコ」「ガラルファイヤーV」には『アイシクルソール』を打つ
・「パニックマスク」を「アマージョex」につけない 

・育っているトドロクツキにはできるだけ触らない
トドロクツキは『くるいえぐる』で「アマージョex」をワンパンしてきます。しかし、その代償として200のダメージを受けるため、「ブーストエナジー古代」や「きんきゅうゼリー」がついていない場合は「エレキッド」や「ヒスイウォーグル」で気絶を狙えます。
「アマージョex」相手に「くるいえぐる」を行わないことはまずないので、他のポケモンを狙いましょう。

・「イキリンコ」「ガラルファイヤー」には『アイシクルソール』を打つ
「イキリンコ」「ガラルファイヤーV」は「アマージョex」にとって大きな脅威ではないです。『アイシクルソール』で積極的に狙っていきましょう。
特に、「ガラルファイヤーV」は自分の技で30ダメージを受けるので、打ち特です。

・「パニックマスク」を「アマージョex」につけない 
「パニックマスク」は技の効果を防げないため、強制気絶します。「エレキッド」や「ヒスイウォーグル」につけてサイド1枚相手に強制気絶か無理矢理逃げるかを迫ることができるので、そちらにつける方が強いです。

サーナイトデッキへの立ち回り

『トロピカルキック』で倒し続ける

動きのポイント
・『アイシクルソール』を打たない
・「ジラーチ」「マナフィ」は両方建てる
・優先順位は
「クレセリア」=「サーナイト(アルカナ)」>「キルリア」>「ラルトス」>「かがやくゲッコウガ」>「サーナイトex」>「サケブシッポ」

・『アイシクルソール』を打たない
サーナイトデッキには「クレセリア」、「月明かりの丘」と回復手段が豊富で『アイシクルソール』が意味を為しません。なのでひたすらに殴り続けてください。
「サイドを取ったらリバーサルエネルギーが起動してしまうのでは!?」。大丈夫です。リバーサルエネルギーが起動しない状況になったら負けてるので。とにかく殴ってワンチャンを生み出してください。

・「ジラーチ」「マナフィ」は両方建てる
ないと「クレセリア」「サケブシッポ」が止まりません。出しましょう。

・優先順位について
1匹ずつ説明します
「クレセリア」
『アイシクルソール』を打つなと言いましたが、最終盤はどうしても打たないといけないタイミングがあります。その時にこいつが残っていると破綻します。早い段階で倒しましょう。

「サーナイト(アルカナ)」
サーナイトデッキのメインアタッカー兼ドロソ。こいつだけがアマージョexをワンパンしてきます。こいつを倒し続ければワンチャン生まれます。倒しましょう。

「キルリア」「ラルトス」
ドロソ(とその進化元)はできるだけ潰しましょう。また、ここを潰すことでサーナイトへの進化をワンテンポ遅らせることもできます。狙い特です。

「かがやくゲッコウガ」
「キルリア」同様ドロソですが、サーナイトになる可能性がない。雪道で止まるなどの理由から優先順位は一つ落ちます。

「サーナイトex」
このデッキの性質上、「サーナイトex」をワンパンできるカードはありません。また、打点も190とアマージョをワンパンする火力でないため、後回しにして大丈夫です。

「サケブシッポ」
アタッカーですが、技の性質上、勝手にダメカンが乗るので「エレキッド」や「ヒスイウォーグル」で倒せます。無理に狙わなくて大丈夫です。

『アイシクルソール』の強みが活かせないデッキ相手には厳しい戦いを強いられます。最終的には雪 「頂きへの雪道」を剥がされないことを祈ることになるのですが、その確率を最大限まで減らせるように立ち回りましょう。

ロストデッキへの立ち回り

無理です!!!!!!

いやマジ無理。ほんと無理。相手が事故っても勝てません。『おとぼけスピット』『ロストマイン』『スターレクイエム』『デヴォリューション』全てが痛いです。ロストリザードンがクソ事故ってようやく不利くらいです。ギラティナには100%虐殺されます。

動きのポイント
・「ジラーチ」、「マナフィ」を置く
・最速で「アマージョex」を建て、裏で「アママイコ」を経由して「アマージョex」を育てる。
・メインは『トロピカルキック』

・「ジラーチ」、「マナフィ」を置く
「ヤミラミ」「かがやくゲッコウガ」対策です。必ず置きましょう。

・最速で「アマージョex」を建て、裏で「アママイコ」を経由して「アマージョex」を育てる。
『デヴォリューション』対策です。「ふしぎなあめ」の枚数を減らしているため、対策必須です。

・メインは『トロピカルキック』
「いれかえカート」がある。そもそもHPが少ないため、『アイシクルソール』を打つ旨みがありません。サーナイトデッキ同様前から倒していきましょう。

6.最後に

最後までご覧いただきありがとうございました。異様に細かい部分、大雑把すぎて参考にならない部分がありましたが、僕自身も研究しきれてない部分(と表現力不足)が多く、このnoteでは魅力の半分も伝えられていないと思っています。ですが、裏を返せばそれだけ研究のしがいがあるデッキということです。
まだ道の途中です。皆さんならロストデッキにも勝てるようになるかもしれません。

これを見た皆様がアマージョexデッキを握るきっかけになることを願ってます。

後日、初めてのシティ報告、僕がアマージョを相棒にした経緯(「ネンドール奮闘記」)もnoteにまとめたいと思います。そちらも見ていただけると嬉しいです。
あとTwitter(Xに『デヴォリューション』)とかフォローしてくれると喜びます。

しそちゃ (@siso_card)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?