ラスベガス旅行記 後編
4日目
8時頃に起床
この日はダウンタウンの散策とアウトレットモールへ買い物に予定だった。
同行者の後輩の部屋とは隣の別の部屋だが、室内のドアを両方の部屋から開けることで行き来できるようになっていたので後輩を起こすために部屋へ入ると後輩の姿がない…
LINEにも連絡は来てないし、書置きもなし、連絡しても繋がらないし、LINEも既読にならない…
これは昨夜カジノで別れた後、なにか事件に巻き込まれたかと焦る俺
とりあえず、貴重品と最小限の荷物を持ちホテルの外へ探しに行くことにした。
泊っているサーカスサーカスホテルは大通りに出る際、カジノを通って外に出る作りになっているので速足に通り抜けようとしたその時、昨夜別れた姿のままの後輩の姿を発見した。
まじでびっくりして二度見した。
昨夜と同じブラックジャックのテーブル位置から動かずほぼ8時間くらいプレイしていたらしい…
ちなみにこの後輩はオンラインカジノでルーレットとブラックジャックで1000ドルから1万ドルまで増やした実績があるやつだった
俺が声をかけると後輩はカジノ・ロワイヤルでオールイン勝負に負けたジェームズ・ボンドのような冷静を装った顔でこう言った(後輩は行きの飛行機の中でカジノ・ロワイヤルを見てました)
「持ってきた金が全部溶けた…」
自分の耳を疑った。
自分が寝ている間にオンラインといえど1万ドル貯めた後輩が一晩で初日に勝っていた1500ドルを含め、持ってきていた2500ドルほどの金を失っていたとは…まじでラスベガス怖い
とりあえず後輩にはテーブルを離れさせ、現状を整理
後輩の所持金 約20ドル
幸いな事ににクレジットカードにキャッシング機能付いていたのでなんとかなった。
その後、後輩はポーカーを打つためにカジノ内のATMでキャッシングし、500ドルを引き下ろせた。
(ちなみに手数料だけで30ドル近くかかった…笑)
後輩を少し仮眠させ、お昼すぎからダウンタウンへ
ダウンタウンでは天井には大型の液晶装置がずっと続いており、ダウンタウンの端から端までを高速で移動するジップラインのアクティビティなどがあります。
お店はお土産屋さんやカジノ、レストランが中心で通りにはパフォーマーの人たちがいたりとラスベガスに来たら一度は行ってみることをオススメします。
晩飯をかねた昼食ではトニーローマというステーキ屋さんへ
ダウンタウンのフレモントカジノ内にあり、16時半からハッピーアワーで柔らかくてデカいアメリカンなステーキがお得に10ドル以下で食べられます。
16時半から入店できる為15分〜30分前には並んでおいたほうがいいです!
また、メニュー表にはハッピーアワーメニューが載ってないので、店員さんにハッピーアワー下さいで通じます。
お腹いっぱいになり一度ホテルへ帰宅
深夜にポーカーを打ちに行くため仮眠
5日目
深夜2時 先にラスベガス入りしていたフォロワーの人がベラージオでポーカーを打っているということで受付の仕方などを教わりに行くため起床
後輩はほとんどオールでブラックジャックをプレイした後にダウンタウン散策へ行った疲れからか起きる気配がない為、一人でベラージオへ
ベラージオへ到着しポーカールームに向かう
ポーカールームの前できょどっている自分を見つけニコニコしながら近づいてくる日本人が一人
そう、彼がGG丸君だった
普段Twitterでは社不だの学校で友達がいないだの言ってる彼はこんなぱっと見ガラの悪いおっさんにもフレンドリーに接してくれる好青年でした。
GG丸君が慣れた様子で代わりに受付をしてくれて早速1/3のテーブルへ着席
運よくフォロワーのおしり君の隣へ着席しプレイ開始
おしり君は卓やベラージオのプレイヤーの特徴など教えてくれたり、簡単な英語が多少できるらしく色々お世話してくれたクールなイケメン大学生でした。
ベラージオの初プレイの感想としてはコールドコーラーが多い…
しかもストラドルも毎回のように入る…
4way以上は当たり前…
この時間帯は皆ワンペアでもリバーまでついてくるしハンドレンジも広い為、無理に降ろそうとせず、ハンドを絞ってバリューを取りにいったほうがいいとアドバイスを受けていたのでその後の初めての参加ハンドKKで全弾をとりきり初ポットがダブルアップというスタート
全弾いただいたおじさんが英語でなんか言ってるけどわからない
隣のおしり君が「お前がこのポーカールームで一番上手いよ」て言ってますと通訳してくれたがマジで褒めてんのか煽ってんのかわかんないからとりあえずニコニコしとく
ちなみにベラージオのディーラーは無口で黙々とカード配る人やめっちゃジョーク飛ばしたり名前いじってくる人(日本人なら1度は名前をいじられると思います)など様々な人がいます
しかし、その後じわじわとチップが減っていき朝方にはプラス30ドルくらいで終了
おしり君が教えてくれたベラージオのスナックスがハンバーガーが美味いということで朝食を購入
モーニングタイムでハンバーガーは売ってなかったもののクロワッサンサンドとコーヒーを購入できました。
スクランブルエッグとチーズが大量に入って少し重めの朝食でしたが、めちゃくちゃ美味しかったです。
日も昇り、一度ホテルへ帰宅
ホテルへ帰るとカジノが騒がしかったのでカジノ内のスロープを上がるとテーブルゲームがある所の丁度真上でサーカスが始まってました。
ちょっとしたサーカスかと思いきやマジで本格的なサーカス
見る場所次第では女性パフォーマーのお尻…じゃなくて
空中ブランコを真下から見ることが出来ます。笑
後輩をたたき起こしMGMグランドホテルのカジノへ
ここのポーカールームはミニマム1/2から打てる
ベラージオの経験を元に早速受付
お昼だからかウェイティングが3人ほどいましたが、8人ほど集まったので新しく卓が作られすぐに座れました。
強そうな人が2人に後はみんなレクぽい…
その後、自分のふたつ左に座っていたタトゥーがはいった男性とヘッズに
正確なアクションやボードは覚えてないが
プリフロップスリーベットポット
自分QQ ターンまでのボード TT93
自分オールイン 相手少し考えてコール
リバー9
どや顔でQQポケをショーする俺
「ソーリー…」
相手から出できたハンドは97o…
この辺からポーカーてなんだっけ?と錯乱し始める
しばらくして卓が割れてしまったので移動することに
移動した先が左に300bbほど積んだおっさん、右に400bbのにいちゃん、さらにその隣に800bbほど積んだおっさんと地獄みたいな卓に移動させられました…笑
ただこっちの卓はあまりアクションが激しくなく、幸薄そうな男性からAKsで全弾いただき、プラスマイナス0くらいで終わることができました。
ちなみにこのMGMではキャッシャーではなく受付にチップ持っていけば精算できました。
最終日はチェックアウトギリギリまでベラージオでポーカーを打つために一度帰宅して仮眠することに
6日目
朝11時にはチェックアウトの為、朝2時頃に起床してベラージオへ
ベラージオに到着するとあの「世界のヨ〇サワ」の友人で有名なジェフェリーノに遭遇!
話しかけるとめっちゃくちゃフレンドリー
快く写真も撮ってくれて、おそらくラスベガスで1番優しい人はジェフェリーノなんじゃないかと思う
GG丸君を含めたフォロワーさん達と再度挨拶を交し1/3のテーブルに着席
最終日だからベコベコに勝つぞー!と意気込んだのもつかの間、ツーペアやフルハウスなどをバコバコ引かれ一瞬で200bb負け
途中自分の左に座ってるタコ勝ちしてるおっさんから
「ストラドルしないの!?ほらこれでストラドルしなよ!」
と言われ6ドル分のチップをぶん投げられる
更にそのおっさんリストラドルかまして卓の状態が
1/3/6/12
あれ?この卓1/3のはずだよね?
フォールドするとストラドル出してくれたおっさんが
「リアリー!?」
とビックリされる
もうわけがわかんないよ
もう日が昇りチェックアウトの時間が迫ってる頃
自分99(マイハンド)
対面のアジア系のおっちゃんがスリーベットしたので、時間も余裕が無いためオールイン
左の30bb位のおじさんがコール
対面の300bb持ちアジアおじさんもスナップでコール
フロップで9を引き
3wayに勝利
対面のアジア系おじさんはQQでした
なんとかマイナス100ドルくらいで終わることができ、
おしり君に貯まったコンプの使い方を教えてもらい
スナックスで朝食を無料で食べて帰ることに
(1時間のプレイで2ドルくらいコンプが貯まるらしいです)
おしり君に別れを告げホテルに戻る道中、Uber運転手の陽気なメキシコ系お兄さんが「ベラージオの噴水は見たか?あれ今年いっぱいで潰してハードロックカフェ作る予定あるらしいから見といたがいいぞ」と言われ噴水ショーを見てないのを後悔した
メキシコお兄さんと
「サンキュー!ブラザー!」
「こちらこそサンキュー!気をつけて帰れよ!またラスベガスに来いよ!」
と最後まで陽気な挨拶を交わしホテルへ
サーカスサーカスホテルでのコンプも使わなければいけないのでスロットに座り(サーカスサーカスホテルではコンプが貯まるとポイントをエクストラクレジットに交換して無料でスロットが打てます)ポイントを消化
最後なのでサーカスサーカスくらいにしか残ってないらしいコインでプレイできるスロットを遊んでみることに
スロットマシンの隣にある両替機でコインを購入(1枚1ドル)
コインを3枚入れ、MAXベットを押すだけ。
あとは勝手にリールが停止するので目押しとかは必要ないです。
3連BARが揃うと120枚のコインの払い出し、ジャラジャラとラスベガスらしい音をたててコインがどんどん出てきます。
1番でかい配当は青7が揃うと1000枚の払い出しです
ちなみにMAXベット15ドルのスロットもありそちらは青7揃いは一撃5000枚(5000ドル)です
しかし、吹き出る分、飲み込まれるスピードも早い…
なんで初日からこのスロット打たなかったんだと思うと同時に初日から打ってたら焼けて自分も破産してたと思います…笑
朝10時、早めに空港に行こうとなりチェックアウトを済ませ名残惜しくも空港へ
前編でも書いた通り空港で余裕があったのでスロットを打ったら秒速で300ドル溶ける
お昼すぎにラスベガスから1度乗り換えの為ロサンゼルスへ
ロサンゼルスでもポーカールームがあるが外へ出て戻ってくるのがめんどくさかったので飯食ったりお土産買ったりして時間を潰し帰国
帰国して最初に食べたものは羽田空港内の蕎麦屋さんで朝食セット
この6日間は朝から普通にビールを飲む生活をしていたせいでナチュラルに生ビールを頼んでしまった…
生ビールを飲みながらまた近いうちにラスベガスに行こうと決めました。
END
あとがき
前編、後編でお読み頂きありがとうございました。
以上が獅子猿が体験した初のラスベガス旅行記となります。
最初ラスベガス旅行が当たった時は娘が産まれたばかりなので行けないと思ってましたが、嫁さんから
と許可を頂けたので嫁さんには感謝です。笑
まだまだ世界情勢も安定せず円安が進む中、いつか落ち着いたらまたラスベガスへポーカーをリベンジしに行きたいなと思うほど楽しかった旅行でした。
泊まったホテルも古いながらもサーカスや遊園地、プールなどが併設してて家族で行かれる方にはうってつけのホテルだったと思います!(子供連れではカジノで遊べませんが…)
GG丸君含めたフォロワーの方々とも会えて本当に楽しかったです。
あと個人的には、ラスベガスはカップルや家族よりも気心の知れた友人と行くのが1番楽しめる場所かなと思いました。
思い出しながら書きましたが、書ききれなかった事もいっぱいあります。今後ラスベガスへ行かれる方などに役立つ情報があれば幸いです。
もしラスベガスへ行かれる方から「これ必要ですか?」や「あのお店の詳しい場所は?」など質問などありましたら分かる範囲でお答えしますのでお気軽にDMを下さい。
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