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コロッケ氏のすごさを考える~42年の軌跡

前回のものまねグランプリで番組内でのパフォーマンス卒業を宣言したコロッケ氏、42年の芸能生活のなかで多くの人を楽しませた功績は大きい。そこで今回は、ものまね評論家がコロッケ氏をどう見ているか語っていきたいと思う。
1985年からものまね王座出演以来、四天王として爆発的な人気を得る。そんなときから活躍しているから子供のころから知っている。あたり前すぎて彼のすごさについてあまり考えてこなかった。今回、改めて色々な映像を見てすごいと感じた。

おおよそ、次にあげるものが彼の芸の特徴と考えています。

・初期は、形態模写のみでも笑いが取れていた。岩崎宏美さんのシンデレラハネムーンとか有名ですね。本人が音声を出すことなく笑いが取れるのは、大事な要素。
・ある程度、芸歴を経ると歌えるようになりそのものまね自体が似ている。松山千春さんとか武田鉄也さんはお笑いなしでも十分通用するものまねだと思います。
・ダンスや音声を駆使して本人を超えたものまねをする。有名どころでは、ロボット五木ひろしやHipHop北島三郎
・極端なデフォルメ、本人がやらないことでもやり続けることでなぜか本人がやっているかのように錯覚する。コロッケ氏といえばこれが一番認識されているところでしょう。有名どころでは、鼻をほじる野口五郎。個人的に好きなのは、頭が重くて持ち上げる島倉千代子
・もちろんしゃべりものまねもできる。淡谷先生がキックボードで登場するものまねは大爆笑です。
・小道具やセットを作って自身のものまねと組み合わせる。松山千春のどんどん髪の毛が薄くなるやつとか恐竜森進一ものまねのかつらが開くやつとか有名ですね。ほんとここらへんの笑いを取るためのアイデアが秀逸。

この6つくらいが特徴的だと考えています。

これからも引き続き活躍を期待しています。




明日が少し明るくなります。