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EDH 贖われし者、ライズ

こんにちは。久しぶりにEDHの記事を投稿しようと思います。
今回紹介するのは【贖われし者、ライズ】です。
トークンを出すカードが大好きなのでお気に入りのデッキです。
デッキレベル7~8を目指しています。お高いカードもけっこう入ってます。

ライズについて

能力
(2)(緑/白),(T):緑であり白である1/1のエルフ(Elf)・戦士(Warrior)クリーチャー・トークンを1体生成する。
(4)(緑/白)(緑/白),(T):あなたがコントロールするクリーチャー・トークン1体につき、そのクリーチャーのコピーであるトークンを1体生成する。

3マナでエルフトークンを生成し、6マナでコントロールしているクリーチャートークンのコピーをその分生成します。
つまり、6マナでトークンを倍にすることができます。
自身でトークンを生成できるので能力が自己完結しているところが良いですね。

デッキリスト

https://deck.hareruyamtg.com/deck/403220
<script type="module" async crossorigin src="https://embed.deck.hareruyamtg.com/deckembedder.js">
</script>
<deck-embedder deckid="403220" height="640">
</deck-embedder>

今回は晴れる屋のデッキ構築ページを利用しました。

基本戦術

①序盤はマナエルフ、繁茂系エンチャントでマナ基盤を整えます。
②マナを増やしたところでライズを出します。1ターン目からライズを出してもトークンを生成している暇がないので後回しで良いです。
ただ、【ティタニアの僧侶】や【エルフの大ドルイド】などエルフの数を参照するカードがある場合は早めに出します。
③状況を見ながら【エメリアのアルコン】や【エイヴンの思考検閲者】を出して対戦相手をロックします。
④トークンを大量に生成したのち、【孔蹄のビヒモス】を【緑の太陽の頂点】等のクリーチャーサーチカードでサーチしてフィニッシュします。
トークンは10体程度あればライズ+トークン×10体+ビヒモスで全体に+12/+12修正、トランプルとなりおおむね勝利できます。

デッキ内容

クリーチャーの大半はマナクリーチャーです。金太郎飴のような画一的な動きができるようになっています。残りは妨害や除去のクリーチャーとなっています。
マナ加速
マナクリーチャー 14枚(土地アンタップ含む)
0マナ 2枚 魔力の墓所、モックス・アンバー
1マナ 3枚 繁茂、楽園の拡散、太陽の指輪
2マナ 3枚 肥沃な大地、液鋼の首飾り、三顧の礼
ドローソース
【森の知恵】、【頭蓋骨絞め】。
展開補助
【倍増の季節】や【種子生まれの詩神】など。
除去
置物には【オーラの破片】、【活性の力】。
クリーチャーには【遺棄の風】、【頂点のアルティサウルス】など。
フィニッシャー
【孔蹄のビヒモス】、【鏡の精体】、【アロサウルス飼い】、【旗印】
サーチカード
【破滅の終焉】、【俗世の教示者】、【エラダムリーの呼び声】、【緑の太陽の頂点】、【召喚士の契約】、【自然の秩序】、【呼応した呼集】、【悟りの教示者】
クリーチャーサーチは得意なので盤面ができていれば勝つことができます。

あと非常に高価なカードですが、【ガイアの揺籃の地】は手に入れてほしいな、と思います。これがあるときとないときでは勝つまでに3ターンは違うと感じています。ただ1枚9~10万円もするカードなので強くおすすめはできませんが……。

強み

①マナコストが軽いこと
除去されても再キャストが3マナなのは魅力です。唱えるためのマナが混成マナなので、マナが余っているときに唱えられます。
②能力が自己完結しているところ

自身でどんどん盤面展開することができます。
③自身や生み出すトークンがエルフであること
【ティタニアの僧侶】や【遺産のドルイド】、【ワイアウッドの番小屋】と相性が良いです。【ワイアウッドの番小屋】があれば1ターンに2回ライズの能力を起動できます。ティタニアの僧侶を2回起動して重い呪文を唱えることもできて◎。

④置物除去が得意
白緑のカラーパイとしてエンチャント、アーティファクトの除去を得意としています。【オーラの破片】を維持できれば対戦相手の置物はすべて破壊できるでしょう。

弱み

①全体除去に弱い
小粒なクリーチャーを面展開するため、【神の怒り】など全体除去に弱くなっています。
しかし、このデッキはライズさえいれば再度展開可能なので1~2回の除去ならばなんとかなります。
ただ、【大修道士、エリシュ・ノーン】は天敵中の天敵です。
白いデッキではバフデバフ要員として投入されることがあります。
このデッキは1/1クリーチャーが多くを占めているうえ、クリーチャー除去は苦手です。がんばって除去しましょう。
②クリーチャーの起動型能力を咎めるカードが天敵
【静寂の守り手、リンヴァーラ】、【呪われたトーテム像】といったカードはライズやマナクリーチャーが封じられてしまいますから非常に苦しい展開となります。
③クリーチャー除去が苦手
先にも書きましたが面展開するため全体除去は自分から打ちにくいです。単体除去はEDHにおいてはあまり強くありませんので最低限の投入となっています。

サブプラン

リスクラフト
【大地の知識】+【リスの巣】
緑単の有名な無限トークンコンボです。
リスの巣を基本土地にエンチャントし、タップして1/1のリスを出します。大地の知識によってリスをタップして基本土地を起こします。
これによりリスの巣がエンチャントされた基本土地を無限にタップアンタップして無限に1/1のリスを生み出します。

最終的にはアンタップ状態のリスは1体のため、リスを出したターンに勝つことはできませんが、エンチャントを除去しない限りオープンリーチになります。
合計で(2)緑緑緑の5マナで完成するので狙えるときは狙っていきましょう。
どちらかが引けなかったり除去されたりしても、残りがライズとシナジーしているので無駄にならないのも良いところです。

個人的イチオシカード

ラノワールの憤激、フレイアリーズ

+2能力でラノワールのエルフトークンを生成
-2能力で【解呪】
-6能力で【威厳の魔力】
と強力な能力を持っています。
特にラノエルのようなトークンを生成できるのでライズで増やすことができ、エルフカウントも増やしてくれます。
全体除去されたあとでもこれ1枚から再展開できるのが魅力です。

液鋼の首飾り

これとオーラの破片があると土地以外のすべてのパーマネントを破壊できるようになります。
単純にマナアーティファクトとしても十分使えます。


終わりに

このデッキは高額なカードが入っている割に勝率はあまり高くありません。カジュアルにはちょうどいい塩梅かなぁと思ってます(クレイドルを持ってないときは本当に勝てませんでした)。
しかし止まらなければあっという間に勝てる速度もあるのでトークン戦術の強さを知らしめてほしいですね。
このデッキは基本的なマナクリーチャーとフィニッシャー以外はいくらでも変更できる拡張性があります。
少し前までは、【歩行バリスタ】や【サンドワームの収斂】が入っていました。サンドワームの収斂は好きなカードなのですが、勝てるわけではないので抜いてしまいました。歩行バリスタは出すときはだいたい勝てるときなので抜けています。

ぜひより良いシナジーを見つけて【贖われし者、ライズ】で遊んでほしいと思います。

記事を書いているうちにいくつか不要と思えるカードも見つかったのでまた随時更新したいと思います。
ご意見、ご感想があればツイッター(@sisitou825)へお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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