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パイオニアEDH《度胸ある冒険者、トロヤン》

シシトウ

はじめに

こんにちは。今回はパイオニアEDH《度胸ある冒険者、トロヤン》を紹介します。
パイオニアEDHコミュニティで記事コンテストということで参加させていただきます。

コンセプト

『デカブツで気持ちよくなろう！』
統率者のトロヤンは、5マナ以上とX呪文に使える2マナ出すマナクリーチャーです。
3ターン目以内にトロヤンを出し、次ターン以降5マナ以上のカードを唱えていきます。
大量のファッティを毎ターン唱えて気持ちよくなりましょう。
青5マナ以上というと追加ターンがありますが、今回はあくまでファッティで殴ることを基本戦術としています。
追加ターンのデッキは《謎のゴライアス、オヴィカ》でやっているので別の軸で組みたいと思ったからです。

デッキリスト

今回も晴れる屋デッキ構築ページのお世話になっております。いつもありがとうございます。

基本戦術

土地、マナクリーチャー以外はだいたいファッティとなっています。
キープ基準は青緑含む3マナ出ること、5～6マナの行動があること。
理想はアドバンテージ源があることですね。

マナクリーチャー、マナファクト

2マナ以下のマナクリーチャー、マナファクトは9枚。
1マナは最大限、2マナは2マナ出せる《イリーシアの女像樹》、《荒野の囁く者》を優先して採用しています。
あまりマナクリーチャーばかりになってもいけないので+αがあるものを採用しました。
ほかに採用するとすれば墓地対策になる《硬化した屑鉄喰らい》が良いと思います。

《ガイアの眼、グウェナ》はパワー5以上のクリーチャーを唱えるとアンタップするので2アクション以上が見込めます。
《インガとエシカ》はクリーチャーをすべてクリーチャー専用のマナクリーチャー化させ、ドローのおまけをつけてくれます。
《森林の目覚め》、《道を開けよ》はX呪文で4ターン目に4マナ加速になります。《道を開けよ》は最近のお気に入りカードで、ランダムですが6マナ4枚ランパンは破格です。
《グレートヘンジ》はファッティを使うデッキのお供ですね。サイズアップとドローが強力です。

《ゼンディカーへの侵攻》はイクサラン：失われし洞窟収録の《中心核の瞥見》と入れ替わる予定です。パイオニアEDH待望の2マナランパンカードですね！

アドバンテージ

ドローソース
《収穫の魂》、《守護者計画》などクリーチャーが出るたびにドローするカード。《野生語りの帰還》や《リシュカーの巧技》のようにクリーチャーのパワーを参照して大量ドローするカードも採用しています。
モダンで話題の《豆の木をのぼれ》はほとんど5マナ以上で構成しているこのデッキでは非常に有用です。

踏み倒しなど
《多元宇宙と共に》は令和の《全知》と言える強力なエンチャントです。
《収穫祭の襲撃》は6マナで5マナ以下のパーマネントを2枚まで出すことができ、10マナでフラッシュバックできます。このデッキでは6マナを出しやすいためおすすめです。
《八百長試合》は好きなカードの一つで、秘匿5と戦闘フェイズの開始時にサイズアップがあります。ファッティが多いのですぐに条件を達成でき、秘匿したカードをプレイできるので”唱えたとき”能力が誘発できるのも◎。

打ち消し、妨害

構えるデッキではないので打ち消しは最小限にしています。主に全体除去に対して使っています。
《王神の立像》は比較的唱えやすく強烈な減速カードなので採用しました。
《虚空の選別者》は偶数マナの呪文が唱えられなくなるので《サイクロンの裂け目》や《告別》、一部の追加ターン呪文を止められます。また、偶数マナのクリーチャーはブロックできなくなるので止めている間に殴りましょう。

除去

重いカードは強い。
単体除去は対応するというよりも殴る先をこじ開けるようなイメージで使っています。
《サイクロンの裂け目》はパイオニアEDHでの必殺技ですね。だいたい勝ちます。
《驢馬面悪ふざけ》は期待しているカードで6マナで唱えるとインスタントタイミングで唱えられます。対戦相手の各クリーチャーに呪われし者・役割・トークンをつけるのでコンバットトリックのように使うことができます。

決め技

クリーチャーによるビートダウンだけで勝つのは難しいので、上述の《サイクロンの裂け目》、《驢馬面の悪ふざけ》によって盤面をきれいにしてフィニッシュとなるでしょう。
《残響方程式》（増強者の拳闘家の裏面）によってすべてのクリーチャーを対象のクリーチャーのコピーにします。伝説であっても伝説でないコピーとなるので《年老いた骨齧り》などをコピーします。そうそうあることではありませんが、《絶え間ない飢餓、ウラモグ》をコピーすればライブラリーアウトで倒すこともできます。

《破滅の終焉》によって《終末の祟りの先陣》や《スーラクと殺し爪》などトランプルを付与するクリーチャーをX=10以上でサーチして全体強化してフィニッシュします。

さいごに

まだまだ改善の余地は大きいかと思いますが、一旦記事として投稿させていただきました。
基本構造はマナクリーチャーとファッティなのでどんなカードでも採用の余地はあると思います。今後登場するファッティが楽しみです。

パイオニアEDHは高額カードが少なく、カード資産の差がつきにくいルールです。お手持ちのカードからパイオニアEDHの世界へジョインしてみませんか。

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