MOTHER マザー
長澤まさみがクズ母を演じる映画です
「川口高齢夫婦殺害事件」が元になってますがドキュメンタリーではないです、けども内容は実際にあったものと大体同じです
個人的にはホラー映画でした、人を殺すのが怖いんじゃなくって人を好きになるってのが頭やべえなってなりました
長澤まさみこと「母」はホストにハマります、クズホストです、そんでクズホストとの共依存になります
クズ同士って安心するんでしょう、自分がクズで相手がまともだと許してもらえないですからね
まともな人にクズの気持ちはわかりません
しかしなぜ母親はクズとなったのか?生まれつきそういう因子があるんでしょうか?
ひとつ考えられるのはこの事件の母、長澤まさみほどではないにしろ美人だったんでしょう
美人で周囲がやさしくするもんだから人に依存する回路ができてしまったんでしょう
ブスでクズのままだったら詰みますよね
クズというのはある種の適応障害みたいなものです
夏休みの宿題があったとして、後々楽するために最初の三日で終わらせる人がいればギリギリまでやらないでいる人もいます、まあボクです
しかしクズはやらずに先生に怒られるを選びます、やらないというよりは出来ないんです
しかしクズも考えることは可能です、クズの出した最適解が「誰かにやらせる」なんです
この作戦がうまくいくと「そっか、面倒なことは人にまかせればいいんだ」という思考回路が完成します、それで世の中うまく渡れるほど甘くはないんですが美人の場合はうまくいくこともあるんでしょう
こうしてクズがまた1人生まれるわけです
そしてクズはクズ同士引き合って子供を作ります、その子供もクズの可能性が高いのです
クズはすぐ人を好きになります、弱いから誰かを頼らないといけないので、そういう人って自己防衛のために人を好きになりやすい脳ができているのでしょう
ボクは普段からQOLを唱えています、楽することって素晴らしいことだと言ってきましたがこの映画で少し考えが変わりました、我慢してやらなきゃならんこともあるんだなと
怠けたい自分を戒めるためにはいい映画です
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?